イオンを創った女
評伝 小嶋千鶴子
東海友和
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刊行日 2018/11/04 | 掲載終了日 2019/05/14
ハッシュタグ:#イオンを創った女 #NetGalleyJP
内容紹介
弟を日本一にする――」 そういって、巨大流通グループ「イオン株式会社」の創業者・岡田卓也を 人として、経営者として育て上げた、小嶋千鶴子。 ほとんど外に出てこないため、その存在はあまり知られてはいないが、 その類まれなる実力と功績をたたえ、 人々は彼女を「人事のレジェンド」とさえ呼ぶ。 23歳でイオンの前身・岡田屋呉服店の社長となり、 戦後の混乱期を数々の手腕で乗り越え、さらに発展させた。 その後、弟・卓也を社長にし、今度は卓也を支えるブレーンとなり、 経営人事・戦略人事の専門家として、イオンの基礎を作った。 本書では、これまでまったく表に出てこなかった 小嶋千鶴子の存在とその人生を明らかにする。 同時に、イオンの社員のみが読むことができる、 小嶋千鶴子自身が書いた幻の書籍を 彼女の愛弟子が解説し、書籍化した。
おすすめコメント
これまでイオンのことは内部から語られることはほぼなく、 謎の ベールに包まれてきた。 この一冊によりイオン創業のビジネス精神が初めて解き明かされることになり、 そういった意味でも、本書は奇跡的とも言える一冊となっている。
これまでイオンのことは内部から語られることはほぼなく、 謎の ベールに包まれてきた。 この一冊によりイオン創業のビジネス精神が初めて解き明かされることになり、 そういった意味でも、本書は奇跡的とも言える一冊となっている。
販促プラン
プレジデントオンラインにスペシャル記事を連投。そのほか日本経済新聞、読売新聞、地方主力紙で宣伝を予定。
プレジデントオンラインにスペシャル記事を連投。そのほか日本経済新聞、読売新聞、地方主力紙で宣伝を予定。
出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784833422925 |
本体価格 | ¥1,600 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
人事担当者だけでなく、経営者もしくはそれを目指す人にも読んでもらいたいと思う一冊。
戦後の復興期に来たるべき未来を予見して、自ら率先して知識を身に付け、更に実務に活用し結果を出すプロセスは言うまでもないが、企業を長期的に存続させ、世の中に価値を提供し続ける存在足らしめる知恵が書かれている。
資本主義において、企業は利益を残し成長し続ける事が求められるが、最近は株主からの要求も高まり、物言う株主からも増え、取締役は自身の保身の為ではない方もたくさんいらっしゃると思うが、期待に応えるべく短期的な視点での判断が増えている気がする。
結果うまくいかないというだけでなく、中長期的な成長をも出来ず、市場から退場するというケースも散見される。
そこ結果誰にも迷惑が掛からないという事はあり得ないので、そうならないように最大限努力するべきだ。
その際には人財が最も必要なリソースの1つである事は間違いない。
戦略人事という言葉が出てくるが、その視点を持ち、家族である社員の成長を企業に所属する事で手に入れられる環境作りをきちんとすべきであると考えさせられた。
岡田屋だった頃の記憶もおぼろげにあるし、四日市の商店街にジャスコがあった頃はよく行っていた。いつの間にか全国展開していて、その知名度の高さに驚いた。パラミタミュージアムができた頃、岡田一族の女性が趣味で作ったみたいなことは噂に聞いた。近いので何度か行っている。ずっと一利用者であり、その経営理念のようなものは知らずにいた。ここまで人を、教育を大切にする会社だったとは……。エントリーすればよかった。「問題あらへんか?」って聞かれたらドギマギして取り繕いそうだし、厳しさに根をあげていた可能性の方が高いか?そもそも採用されない!?ともあれ、よく学び、機を見て実践すること、日々勤勉であることなど、小嶋千鶴子さんの生き方には学ぶことが多い。
イオングループの元経営者で、イオンのビジネス精神を築いた小嶋千鶴子氏。三重県四日市の岡田屋をジャスコへ、そしてジャスコをイオングループへと基礎を築いた人である。
家業から企業へ。企業からさらに産業へと発展させた経営手腕から「人事・組織専門経営者のレジェンド」とさえ呼ばれている。
本冊においては、
1.生い立ちと試練
2.人生哲学
3.経営哲学
4.人事哲学
5.自立・自律して生きるための処方箋
と大きく5つに分かれているが、ここでは「人生哲学」に注目をし、その中から1つを紹介したい。
◆信頼の基礎は責任感と使命感
「店長の仕事で最も重要なことは、地域での会社の代表として、お客様へのサービスと数百人の従業員を預かり、責任ある仕事を任せているという使命感をもつことである。」
店長セミナーでの発言である。他人との協同は大切であり、店長が信頼されていないと部下はついていかない。
では、信頼の基礎とは何だろうか?
それは「責任感があるかないかである」という。他人事と思えるようなことでも、自分の責任として動ける人は信頼に値するのだ。
実際の事例として1つ紹介されていた。苦情対応のため、店長が買い物客の目にさらされながらも店頭で土下座をして謝ったというのだ。その後、その店長は責任感の強さを買われて、会社の枢要な職位を歴任したという。
感想として、このように人生哲学の1つを取っても大変興味深い人である。
「本が好き!倶楽部 オンラインサロン積読部 @のり」
イオンという大きな企業を作り、発展させた立役者、小嶋千鶴子氏がどのような人物でどういう考えのもとに仕事と関わってきたかを5つの章から解説した本です。
企業を良くするため人材育成を大切にするという方針は、企業が人材に即戦力を求めがちな現代にこそ改めて見直したい部分です。
マニュアル教育に慣れてしまっている私達の目を開かせてくれます。
人生・経営・人事哲学という視点から、企業の在り方について考えられる良書です。企業人として個人に何が求められているかについてもたくさんのヒントがもらえます。特に接客業の方におすすめします、
「本が好き倶楽部 オンラインサロン積読部くっきー」
正直、こんな会社があったのだと驚いた。
不正が当たり前のように横行し世間に公になれば、頭を下げる。
不正がニュースで報道されても「またか…」と思うような時代に
ここまで厳しく運営している会社があるのだと感動した。
この本は会社経営をするにあたり、なにが大切なのかを
書いてある。
それも理想ではなく実際に行ってきたことである。
トップとはどうあるべきなのか。
引き際の見事さ。
小嶋千鶴子氏の厳しさとその裏側にある愛情深さを感じる。
一人の女性としての生き方。
会社運営をするためのノウハウ。
ビジネス書でもあり自己啓発書でもありドキュメンタリーでもある。
リーダーと呼ばれる人はぜひ読んで欲しい1冊である。
イオングループが誇るコアコンピタンス!その心臓部から流れる血脈を知る!
成功するとはどういうことなんだろう?そここら一歩踏み込み、社会的に成功するとはどういうことなんだろう?勝ち負け組とは?
モヤモヤする!
もぅどうでもいいや!
わからないからとにかく好きな本を読む!
日本が誇る、もはや説明不要の大企業イオングループ。四日市の岡田呉服店からジャスコ、イオングループと進化させた小嶋千鶴子氏の人生感、経営哲学を知ることが出来る本書は、ハッキリとバッサリと気持ち良いほど吹き飛ばしてくれる内容!人類よ死ぬまで学べよ!
そんな気持ちになる。
本が好き!倶楽部
せいちゃん