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刊行日 2019/04/15 | 掲載終了日 2018/12/04

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内容紹介

タイトルアンケート実施!

原稿を読んだ複数の編集者が「これはすごい!」と絶賛し、来年度に仕掛けることになりました。
この才能を大きく育てたく、みなさまにタイトルにかんするご意見をいただけばと思っております。
 内容は、全寮制の女子校を舞台にしたミステリーです。新入生は、三年生の生徒とペアになって寮生活を過ごします。 三年生は新入生の「マザー」として後輩の面倒を見るのですが……。

全寮制の女子高を舞台に、生徒と教師の悪意と思惑が入り交じり、カタストロフが訪れる。
心理サスペンスの新たな旗手・宮西真冬が贈る最高傑作!

どうか読んでみてください!

タイトルアンケート実施!

原稿を読んだ複数の編集者が「これはすごい!」と絶賛し、来年度に仕掛けることになりました。
この才能を大きく育てたく、みなさまにタイトルにかんするご意見をいただけばと思っております。
 内容は、全寮制の女子校を舞台にしたミステリーです。新入生は、三年生の生徒とペアになって寮生活を過ごします。 三年生は新入生の「マザー」として後輩の面倒を見るのですが……。

全寮制の女子高を...


出版社からの備考・コメント

校了前のデータを元に作成しています。 刊行時には内容が異なる場合がありますが、ご了承ください。

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販促プラン

タイトルアンケートを実施中です。
(アンケート受付期間:11/14~12/4まで)
下記URLよりアンケートをダウンロードのうえ、FAXもしくはアンケート用紙に記載されておりますメールアドレスまでご返送ください。

https://kbox.box.com/v/titleboshu

ぜひご一読のうえ、アンケートへのご協力をお願いいたします!

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出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784065139653
本体価格 ¥1,600 (JPY)

NetGalley会員レビュー

ルームメイトになった4人の女子高生が抱えるそれぞれの秘密。
全寮制のお嬢様女子高らしく、3年生のお世話係を「マザー」ペアの1年生を「チャイルド」と呼ぶ、何か怪しげな雰囲気もあるところがいいです。
その中でペアになった2組4人の抱えるそれぞれの秘密、というか闇は、4人とも全く別のものであるけれど、全くタイプの違う4人の少女の視点からそれぞれの思惑を知りつつ最後はドキドキする展開へ。
とても読みやすく、面白く読めました。期待の作家さんです。

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全寮制女子高生達の心理の裏側が錯綜して面白かった!・・・それぞれの過去を持ち、それぞれの家庭環境に戸惑いながら、寮内で起こる事件人間関係に女高生達の心理の裏側、本当の自分を見つめる気持ちを見たような気がする。高3生(マザー)・高1生(チルドレン)の本当のかたちにたどり着けるのか?・・・そんな思いで読み進めた。こんな事考えてたんだと、驚かされ、こんな事やってたのとまたまたビックリ。マザーとチルドレンのエンディングが用意されてました。楽しめた!・・・・・・タイトルを付けるとしたら・・・「JK達心理の裏側」かな。

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全寮制の女子高で一緒の部屋になった4人の物語。
人と違うことに戸惑い、自分ではどうにもどうにもならないことに苛立ったり、思わぬ所から自分を見つめ直したりと、若いが故の苦悩や嫉妬・成長をテンポ良く描いています。
最後はどうなるのか?とハラハラしながらも楽しく読みました。

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家庭事情から派生した屈折を、持て余す女子高生たち。

彼女たちを日々脅かす心の魔が、取り繕った仮面の下から見え隠れする。

各人の性格と成育環境とを、見事にラベル分けした筆力が物を言う作品だ。

悲観の目隠しをほどき、未来図を描かせる事に成功している。

細かく千切られ空に放たれた“ヴィーナス像の絵”は、祝福を象徴する紙吹雪だった。

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登場する少女たちにはみんな悩みがあって、読んでいて、もどかしくて苦しかったです。すべてがスッキリするわけではないけど、希望が見える終わりでした。

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…凄い。
全寮制女子高の寄宿舎で、同室になった4人のお話。それぞれの家庭的背景と個性が一人称で一章ずつ語られる。そして五章で物語は動き……凄い。どんなタイトルがつくんだろう、この本。発売まで楽しみ。

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面白かったです。すごく期待して読んだのですが、本当に面白かった。
女子校のあれこれ、そしていろいろな家庭問題。
小さいようで、実は根が深い。
でも、そんなこともこんな友達がいれば乗り越えていける。
先輩、後輩の垣根を越えて、友情でつながった関係は、
いいなと思いました。

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歴史ある女子校の寄宿舎で、同室になる4人の女の子達。一章ごとに語り手が変わり視点が変わるが、全員がそれぞれ家庭の事情を抱えている。

子供に影響を与える大人としての責任は、どれだけ大きいのだろう。
小さくても見えている。こんな大人にはならないと心に誓う。小さな世界で、そこでしか生きることができない時に、尊敬できる大人や友達に、みんなが出会えるといいのに。

進む道の先の霧が晴れて行くような終章にほっとしました。

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自分が学生時代「人は個々に精一杯生きている、学生の悩みなど高が知れていると言われるのは納得行かない。」と思っていた事を思いだした。
四人の女子高生達の悩みはそれぞれ辛く各々の状況と戦い、各々の内面と闘っている。
年を重ねた人間から見れば選択肢が無限に見える高校生達たが、本人達の視点に立てば問題解決の選択肢は驚く程すくない。その中から自分の大切なものに誠実な選択肢を選んで行動をおこしていく。
まだ自分の中に若々しい葛藤する心がまだ残っていたと教えてくれた作品。

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不思議な感情が沸いた読後感だった。
ハッピーエンドで終わった安心感と、そこに至るまでの主要人物以外の言動の無責任さに対する怒りである。
それほど引き込まれてしまった。
舞台は山奥にある全寮制のお嬢様学校で独特な雰囲気が漂う。新入生茜が入寮し庭先に出ると黒猫がいて、あやしているうちに「マザー」桜子に出会うのだが・・・
4人の少女がそれぞれ葛藤を抱え、それぞれに秘めた想いを持ち学校生活を送り、最後にクロスする様は緊迫感があります。
事件にならなくてよかった・・

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とても面白かったです!
主人公たちはみんな心にどろどろとしたものを抱えていて、物語の多くが嫉妬や恨みといったネガティブな感情で占められているのに、不思議と読んでいて暗い気持ちにはならない。それは、そんなネガティブな感情さえも主人公たちのピュアな部分から生まれたものだからだし、また何より、作者の筆の力によるところが大きいと思います。

主人公たちはみんな物語の最後に進むべき新しい道を見つけ、ネガティブな感情から解放されていくけれど、実は桜子だけは具体的な解決策を得られていない。母親から離れる算段は付いたのかもしれないけれど、自らの中にある母親の影から逃れ、纏い続けてきた仮面を脱いで本当の自分をさらけ出すことができるかはまだ分からない。―だけど、彼女なら、彼女たちならきっと大丈夫だと思える。本の終わりのその先の、主人公たちの成長に思いをはせることができる、久しぶりの作品でした。

ちょっと引っかかったのは、作品紹介のところにミステリーと書かれているところ。たしかに「謎」は出てくるし、意表を突く展開もあるけれど…。ミステリーと言われると、どうしても謎解きをメインにした読み方をしてしまう人がいると思うのだけど、それはこの作品にとっては良いことではないのではないかなあ。主人公たちの心の機微にこそ目を向けてほしいなあと、私は思いました。

タイトル…何がいいんでしょうね。正直言うと、アンケートの中に挙げられているタイトルはどれもピンとこないです。とはいえ、他に良いものがご提案できるわけでもないのですが。
茜視点で、最初はこの箱の中に閉じ込められて自由を奪われるのだと思っていた寄宿舎が、最後には自分を待っていてくれる帰るべき場所に変わっている、ということをうまく表現できるようなタイトルがいいような気はします。

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全寮制の女子校というだけで、秘密の匂いが立籠める。ふわふわと甘く、よい香りをまとった彼女たち。儚く弱そうに見えて、
実は狡猾で、残忍な本性を上手に隠している。
ページをめくる度に、彼女たちを包んでいる美しいものが一枚、また一枚と剥がれ落ちていく様子が、なぜだか安心した。

自分を支配しようとする「マザー」、それは信じれば心地よく、疑えば醜い。もう一度「マザー」に寄り添おうとする茜と「マザー(母)」から逃れたい桜子の
2人の対比。同じ道を歩かなくてもお互いに支えになれる、そんな彼女たちの歩みが、もどかしくも本当に人生に必要な人を考えさせてくれる。

誰か私に気づいて、というこの破壊衝動。
この作品からは、彼女たちの必死な声が聞こえてきました。

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これは大人と子どもの物語であり、母と娘、姉と妹、教師と生徒、マザーとチャイルドの物語でもある。主人公達をとりまく様々な側面が、上手く一つの物語としてまとめられていて、贅沢な一冊だと思った。また、子ども特有の視野の狭さと、そこから一歩高いところに出て視野が広がった感じ、子どもから大人になっていく感じが、繊細に描かれていたのがとても良かった。
どんなタイトルがつけられて本になるのか楽しみ。
おもしろかったです。

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全寮制の女子校が舞台となれば陰湿なイジメや嫉妬がメインの物語になるのかな?と読む前に思っていましたが、いい意味で裏切られました。4人の女の子にスポットライトをあて、それぞれに抱える悩みを他人を傷つけることなく解決。読み終わった後は爽快な気分になれる1冊。オススメです

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歴史のある全寮制のお嬢様学校で同室になった4人の秘密。
それぞれの生い立ちに葛藤や悩みがあり、ドロドロした感情もある。
どう展開していくのかなと思ったけど、救いが見えてよかった。
どんなタイトルがつくのか楽しみです。

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女子高の寮という閉ざされた小さな社会の中で、登場人物である女子高生たちはそれぞれに悩み、何かを抱えている。周りの評価を恐れ、怯え、自分らしく生きていくことの何て難しいことか。それでも、彼女たちは自分らしく生きていくことを模索することに必死なんだ。自ら気づく者もいれば、助けられ助け合う中で見つけ出す者もいる。ラストシーンの美しさは圧巻でした。自分の幸せは自分でつかみ取る。キラキラと輝く未来に向かって、彼女たちの力強い足跡が聴こえたような気がします。

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《毒親のループ》《少女たちの痛み》《美しく脆い感情》すべてが絡み合う、鮮やかな心理サスペンス。
一気に読ませて、
引き込むパワーのある作品!

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女子校、寄宿舎、と聞いて最初に頭に浮かんだのは、ドロッドロの人間関係とか、閉塞的なお嬢様たちのイバラの楽園。そんなイメージだった。けれど実際に読んでみると、なんとまあ清々しい読後感。
4人は性格も悩みも育った環境もばらばら。しかし同室で暮らすルームメイトたちの姿を見ているうちに、徐々に自分自身と向き合うことができるようになっていく。そうして変化していった姿勢が、別のだれかを救う新たなきっかけを作っていく。

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全寮制の女子高で相部屋になった茜、桜子、千尋、真琴の4人。この高校では三年生がマザーとなり一年生をチャイルドして面倒を見るというルールがある。この4人はそれぞれ帰る場所がないと感じていたり、母親からの束縛に苦しみながらも母を愛していたり、狭い村社会から脱したい、復讐したい、など事情を抱えている。4人が抱える事情が重たくてヒリヒリするような想いを受け取り胸に迫ってくる。でも、彼女達は迷路の中に迷い込んでも光のある方へと進んでいく。寮生活と家庭環境からくる閉塞感、思春期の迷いや羨望などがうまく合わさり読み応えある話になっていた。

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寮の同室4人のヒリヒリとした思春期特有の葛藤と悩みを読みながら漫画の「こどものおもちゃ」のトゲトゲを思い出しました。

赤ちゃんのときは心はみんなまんまるで生まれてくるけど、だんだんザラザラしてきてそれがトゲになって周りを傷つけるし他の人のトゲも自分を傷つける。だんだんそれが多くなってくるとまんまるにまた戻る。

この時にしか感じられないもの大いに悩め若人よと思うのはおばさんになった証拠だなぁと思うけど、心の中のものを投げたら真正面から受け止めるキャッチボールが凄く羨ましいから青春ものはやめられないと思います。

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