隈研吾という身体
自らを語る
大津若果
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刊行日 2018/12/11 | 掲載終了日 2018/12/11
NTT出版 | 初刷第1版
ハッシュタグ:#隈研吾という身体 #NetGalleyJP
内容紹介
「負ける建築家」隈研吾は、なぜ勝ち続けられるのか?
隈建築の思考回路に迫る、ノンフィクション的建築論
国内外で数多くのプロジェクトを手がけ、現在、もっとも脚光を浴びている建築家、隈研吾の建築と思考を読み解く一冊。
一般的には、建築家という職能は、パワフルで能動的(安藤忠雄)、アーティスティックで前衛的(磯崎新)、といった風に認識されているが、「負ける建築」を標榜する隈の建築思想の大きなキーワードは「受動性」である。隈においては、建築が受動的な行為であるのだが、その思考は一般の建築家イメージと真逆であり十分に理解されていない。
そこで本書では、隈研吾の今日までの経歴と、数ある著作と建物とを結びつけて検討し、さらに隈自身にインタビューすることによって、隈研吾の旺盛な活動の中にひそむ受動的なバネ、つまり隈の創作に隠された発条を明らかにする。
おすすめコメント
日本一有名な建築家になりつつある隈研吾とその建築の魅力を余すことなく書ききったノンフィクション的建築論。
隈さんの生い立ちや思想と建築的ディテールが共存させた、伝記的読み物かつ秀逸な建築論であり、今後隈さんについて語るためには必読の一冊。
新国立競技場、山手線の新駅等のオープンによって、国内的にも、隈さんの露出はますます増えていくため、注目の一冊になると予想されます。
建築本の類書としては、平松剛さんの『磯崎新の都庁』『光の教会――安藤忠雄の現場』、瀧口範子さんの『行動主義―レム・コールハースドキュメント』『にほんの建築家―伊東豊雄・観察記』などが近しい読後感です。
出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784757160767 |
本体価格 | ¥2,600 (JPY) |