ロジカルに伝える技術
コミュニケーションの必須ツール「エッセイ・トライアングル」を装備しよう
大庭コテイさち子
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刊行日 2018/11/30 | 掲載終了日 2018/12/31
ハッシュタグ:#ロジカルに伝える技術 #NetGalleyJP
内容紹介
世界基準の伝え方が、これ一冊でわかる
米国で発展し、世界中で使われる「エッセイ・トライアングル」と「考える図」をもとに、グローバルに伝わる「話のまとめ方」をご紹介します。世界基準のロジカルな話の構成法を学んで、コミュニケーションの悩みをまとめて解決し、あなたの考えを世界に通用する形に変えてみませんか。
たとえば……
・伝わる話は「エッセイ・トライアングル」でできている
・「求心的」な話法から「遠心的」な話法へ
・「創造的思考」とは型にはめて考えること
・結論はなくてもよかった
・立場と感情は別物
・新情報と旧情報を絡ませよう
……など、日本人が知らない世界基準の論理的な表現のスキルを、丁寧に解説します。
「話の構造だけでなく、人生で迷った時にどちらを選ぶかを考える上でも役立つ」「グローバルな場に限らず、日常のコミュニケーション全般に大いに役立つ」「もっと早く知っておけばよかった」などの反響多数。
目次
第1章 グローバル・コミュニケーションの土台を作る
第2章 エッセイ・トライアングルを装備する①:序論とティーシスをまとめる
第3章 エッセイ・トライアングルを装備する②:本論と結論をまとめる
第4章 6つの思考図を使って創造的に考える
第5章 考える・まとめる・表現する
第6章 デジタル・メディアを活用する
著者略歴
大庭コテイさち子(Sachiko Oba-Coté)
教育研究家。コロンビア大学教育者大学院修了(芸術学修士・教育学修士)。全米音楽教育者連盟・全米科学教育者連盟会員。1989年よりニューヨーク在住。米国政府認可非営利団体American Associates of the STS forum(AA-STS)事務長。元米国政府認可非営利団体キッズスペースファウンデーション代表。主な著書に『考える・まとめる・表現する:アメリカ式主張の技術』(NTT出版)、『思考力・構成力・表現力をきたえる はじめてのロジカルシンキング』(全4巻、偕成社)など。
販促プラン
『1分で話せ』(伊藤羊一、SBクリエイティブ)の読者の方などに読んでいただきたい一冊です。
『1分で話せ』(伊藤羊一、SBクリエイティブ)の読者の方などに読んでいただきたい一冊です。
出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784757123748 |
本体価格 | ¥1,900 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
とても勉強になった。
普段ニュースを見てて、「なぜ日本人は交渉事に弱いのか?(特に政治などで外国にいいようにいわれ扱われているように感じることが多い)」と不思議に思っていた。モノづくりでは世界一などと称賛されているのに、それをうまくアピールできず別の国にシェアを奪われたりなど見ると歯痒く感じられていた。本書を読むとそもそもの言語体系の違い(英語などは動詞が先、日本語は後半にあり「最後まで聞いたり読まないと何を伝えたいのかがわからないため主張がぼやけてしまう」という特徴)が説得力に影響していると説明している。
自分に置き換えても、話したい・伝えたい論点がぼやけており、他者にイマイチ理解してもらえないのには述べられている点で不備があったんだなと実感した。
大学受験、就職試験などの小論対策にも使えそうだし、自分としても手元において繰り返し繰り返し読んで実践することでプレゼン技術があがるのではと期待できる。
第1章あたりを意識してこのレビューをつくってみましたけど、何点ですか?
●「常識を疑って見るのは今!」
簡単にいうと? なぜ日本人の話
文章は伝わらないのかという話ですね。
日本の文章のガラパコス化はすごいみたいですね。
いや、日本人なので、ガラパコス化した日本の文章は
味わい深くて大好きなんですけどね。
ってこの文章が、もうこのロジカルに伝える技術を
読んだのに全然その通りにならずに恥ずかしい限りなのですが、
一度読むといいかもしれないです。
特に、今大人な方々はあまり接点がなかった海外ですが
現在は、ネットがこれだけ普及したので、
このネットの普及による海外との接点は
これから増えるはずであり、
そうした中でしっかりと相手に伝わる話し方であったり
文章を作るのは必須ですからね。
私もこの本を読んで一番始めに思い浮かべたのは
娘の顔でした。読んでいる最中に、作文があったのですが
ハンバーガーやってから作らせたら結構良い文章でしたよ(笑)
4コマ漫画の発想、つまり起承転結を背骨として文章を組み立てるものだ!と思い込んでいたのが覆されたこの本。
さすがロジカルに論じている。
しかも例えがわかりやすい。
パワーポイント作成の時、または会議などでパワーポイントを使って説明を受けるときに感じた、
文字多すぎて、読みにくい!
も、なるほど、目からウロコである。
いやいやいや、きっとこの伝える技術、
一部の人たちは言外に体得していたのではないか?
それを文字化してくれた著者に感謝である。
おっす!
この本は就活前の学生や新社会人に読んでほしいぞ!
結論からその理由を記述してまとめるテクニックが判りやすく解説されてっぞ!
就活する人達はエントリーシートでアピールすっ時にどんだけ序盤で読んでる人の興味を惹かせるか、新社会人には書く資料のビジュアル面で気つけた方がええことが書いてあっぞ!!
結論→理由→まとめって流れはプレゼンでも使えっから自分の仕事に結びつけて不足してるテクニックを磨いてくれよな!!!
これは外資系やコンサルに勤める人だけでなく、例えば大学で論文を書くにも、当たり前な前提が説明されている。いわば大人としての必須スキル。これがないと、だらだらと長いだけで何が言いたいのか分からない話し方になるのだろう。
前提の話から始まり、考え方のこつを本格的に丁寧に教えてくれる。小手先ではなく、本気でロジカルシンキングとその効果的な伝え方を身に付けたい方に最適。
序論、本論、結論と進めていくのは知っていましたが
まずは「立場を決める」というのは新しい学びでした。
立場を決めていると、本論を書いていても軸がぶれることがなく、
書き進めて悩んだときに、立場に戻って再考することができます。
序論、本論、結論の書き方も具体的に書いてあり
図もついているので視覚的にもわかりやすく工夫がありました。
プレゼンの資料を作る、レポートを書く、人前で話す原稿を作る
こういった方にはとても参考になると思います。
私自身もブログを書くときに、少しでもエッセンスを取り入れることを
特に「結論を最初に伝える」は意識していこうと思いました。
この本には練習問題が付いているので、あらためて文章を作らなくても
すぐに実践できるところがおススメです。