海の歴史
ジャック・アタリ
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刊行日 2018/09/27 | 掲載終了日 2019/03/26
ハッシュタグ:#海の歴史 #NetGalleyJP
内容紹介
◎世界的な知性が描く「海から見た文明論」
◎大反響を呼んだ『2030年ジャック・アタリの未来予測』(小社刊)の続編的な内容
◎知っておくべき「海を支配する者が世界を制する」という事実
◎「未来予測の要諦は、歴史から学ぶことです」(2018年9月3日号プレジデント誌で池上彰氏との対談)
ジャック・アタリ氏が放つ「海の歴史」。ではなぜ、アタリ氏は海について執筆したのでしょうか。アタリ氏は、同書のイントロダクションでその理由を以下のように述べています。
「海には、富と未来のすべてが凝縮されている。海を破壊し始めた人類は、海によって滅ぼされるだろう。われわれは海を熟考しなければならない。だが、海が真剣に顧みられることはほとんどない。(中略)人類史上の重要な出来事の舞台は常に海なのである」
歴史、政治、文学、経済、文化、産業、軍事、テクノロジーなど、海は、人類に欠かせないあらゆるものを生み出してきたとアタリ氏はいいます。
海を知ることは、壮大な人類史を知ることでもあるのです。
「時空を超える壮大な世界観の歴史書」を堪能ください。
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784833422970 |
本体価格 | ¥2,300 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
この本を読んで、海とは、人類そのものを写す鏡のようだと思った。現在の海を見て、何を思うか。
この本では、宇宙の創生、水の誕生から、地球と海の未来予測までの長い歴史が語られている。
そして、海からの恩恵は計り知れない一方で、人類は海を無惨に扱いすぎていないかと思った。ずっとそう思っていたけど、昔から変わらず、人間は人間の都合だけで、海を利用し続けている。海は偉大で、人類がコントロールできるものではないにも関わらず、都合よく勝手に壊したり、使い過ぎている。
海の環境は、急速に悪化している。
この本の紹介文にもあるように、過去から現在、近い未来も、歴史、政治、文学、経済、文化、産業、軍事、テクノロジーまで、これらすべては海の存在なしに成り立たなかった。海を犠牲なしに。
これから、新しい人類の文明をスタートさせたいなら、「海にやさしい」が1番のキーワードではないかと、この本を読んで思った。