●「まさに無意識に喜べる色彩豊かな　知恵本」
内容はとってもとっても深いです。
すごく丁寧に、そして多くの文字量で
詳細に紹介してくれていますので、
しっかり読んだら読むほどに得られるものが
多そうで、何度か読み返したい本です！

中でも、デザインがすごい！
だってね、１ページ１ページ背景とかに
花がはいっていたり人が入っていたり
下のほうに水が入っていたりと……

もしかしたらこれも無意識を利用して
本を読み終えたくない効果にしているのかも？なんて
思ってしまう素敵な、知識量と反比例した
カワイイ本でした
（ん？知識量も豊富で　かわいくてもいいのか……）

仕事柄、目の前の子どもたちがどのように考え、解き、またどこがわからないでいるのか？を常に見て瞬時に判断、どこにアプローチするのが良策なのか札を切っている。
この本はその思考の経路や、記憶のプロセスなどを文字化して、明快に章立てされている。
なるほどと納得する部分、自分はこうだけど、こうしたら？などの多角的な手法のヒントが多く、
手元に置いて、何度も読み返したくなる一冊。
それぞれに対しての、自分の場合の具体例をメモしながら、読んでいくのも面白いと思う。
そして自分にとってのレッドブルを見つけるのも、効果的な手法の一つなのだ。

日常生活で無意識におこなっている外界の認識方法を一つ一つ丁寧に解説した1冊。
いわば人間が生まれつき備えた能力を解き明かした軌跡の記録でもある。
あらためて人間の知られざる能力に感嘆すると共に、それを解明したいという熱意に動かされた人々に敬意を評したい。

心理学、脳科学に裏付けされた書籍です。
・色が感情に与える影響として色相の影響はあまりないが、明度と彩度の影響はある。
・PTSDの回避方法として、効果があるのはテトリスで遊ぶこと。
・文学小説を読むことで、共感性が高まる。
・強いストレスを感じて死んだバッタは、周辺の草の分解を遅らせる。
目から鱗の情報が多く、読む価値があると思います。