家(チベ)の歴史を書く

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刊行日 2018/09/13 | 掲載終了日 2018/09/28

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内容紹介

若手最注目株の社会学者による、生活史に正面から挑む10 年越しの試み、ついに書籍化

「私の家族は、いつどうやって、なぜ日本に来たのだろう」「個人の人生を、どうしたら歴史として残せるのだろう」
 著者の親族は韓国・済州島の出身で、その多くが1948 年の4・3 事件の前後に大阪へと“密航” してきた人々でした。この本では親族のうち4 人から、四者四様の話を聞きとっています。それぞれの人生の話が豊かでおもしろいからこそ、それをどう歴史として位置付ければいいのか、著者は長い間考え続けていました。
 10 年越しの生活史を記述する試みが、ついに書籍化。ノンフィクションと社会学を横断する、家族への親愛と歴史への洞察に満ちたある家(チベ)の記録です。

若手最注目株の社会学者による、生活史に正面から挑む10 年越しの試み、ついに書籍化

「私の家族は、いつどうやって、なぜ日本に来たのだろう」「個人の人生を、どうしたら歴史として残せるのだろう」
 著者の親族は韓国・済州島の出身で、その多くが1948 年の4・3 事件の前後に大阪へと“密航” してきた人々でした。この本では親族のうち4 人から、四者四様の話を聞きとっています。それぞれの人生の話が豊かでおも...


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784480818485
本体価格 ¥1,800 (JPY)

NetGalley会員レビュー

歴史社会学の観点を基本としつつ、朴一族の地続きの生活史としてまとめた『家(チベ)の歴史』。
朴さんの父は在日コリアン二世、母は日本人である。
父方の伯父さん伯母さんの断片的な記憶から、朴さんが歴史的な文脈を当て嵌めていく。
根気のいる作業であり、注意深く取り組んでいる姿が印象的だ。
「済州四・三事件」や「密航」という遠い出来事が、口述のリアリティーさで展開する。

─私たちにはそれぞれに家族の歴史が存在する。

回想に寄り添い想起を促す輪を手繰り寄せ、我が家に刻まれた“時の断片”に立ち会ってみたくなった。

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