[新訳]最前線のリーダーシップ
ロナルド・A・ハイフェッツ、マーティ・リンスキー[著]、野津智子[訳]
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刊行日 2018/09/18 | 掲載終了日 2019/01/20
ハッシュタグ:#新訳最前線のリーダーシップ #NetGalleyJP
内容紹介
時代を超えて絶大な支持を集めるリーダーシップ論の金字塔が、新訳で再登場!
※本書は2007年に刊行された『最前線のリーダーシップ』(竹中平蔵監訳、ファーストプレス刊)の原書に新序文が加えられた「Leadershp on the Line with New Preface」(2017年刊)の全訳になります。
人々に変化を求めるとき、「失うことへの恐れ」を理解せよ。
●抵抗、妨害、中傷、矮小化……誰かが変革を起こそうとするとき、人々は大切なものを失うことを恐れ、あらゆる手を用いてリーダーを失敗に追い込もうとする。
●国家を率いる政治家、多国籍企業の組織改革、地域コミュニティの啓発活動など、世界各地の豊富なケーススタディを収録。
●リーダーがさまざまな危機を乗り越える手法に加えて、〈権威におぼれない〉、〈自分らしさを取りもどす時間を持つ〉など、「リーダーとしてのあり方」も解説。数あるビジネス書とは一線を画す、骨太のリーダーシップ論。
「勇気づけられる」「何度も読み返す座右の書」など共感の声多数!
おすすめコメント
著者のロナルド・ハイフェッツ教授の授業は、ハーバードで25年以上に渡って「最も影響を受けた授業」に選ばれ続ける超人気プログラム。
2015年にはNHKの「白熱教室」にも出演し、話題となりました。
彼の研究のなかでも特に大きな影響を与えたのが「適応課題」と「技術的問題」を区別すること。人は何か問題に直面したときに、「技術的に解決できるもの=技術的問題」と捉えてすぐに解決策を探しがちですが、実際には「信念や考え方を変えて適応する必要があるもの=適応課題」であることが多く、それゆえに変化に対する抵抗を生みやすいと説きます。
『なぜ人と組織は変われないのか』『U理論』『対話型組織開発』など、近年注目を集める他のリーダーシップ論や組織論でも中心テーマとして引用されています。
このような適応課題を解決するためには、既存の「権威的なリーダーシップ」ではなく、人々の変化の痛みを理解する共感力をもち、志をもって人々を導く力が必要で、それは私たち一人ひとりに備わっていると主張します。
不確実性が高まり、社会が大きく変容を遂げようとするなかで、本書の考え方はリーダーの立場にある人のみならず、よりよい社会のために一歩踏み出したいと考える人にとって勇気を与える一冊です。
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784862762566 |
本体価格 | ¥2,200 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
リーダーというのは苦しい立場だと思います。
一番前で向かい風を受ける立場。
そして、そのリーダーシップが強ければ強いほど、
リーダーが意とする変化が大きければ大きいほど、
その向かい風は強くなる。
リーダーシップを発揮するということは、リスクなわけです。
しかしそれでもなお、人はリーダーシップを発揮しなければならなかったり、
リーダーとして変化を作っていくことに喜びを感じることがある。
そんなリーダーに待ち受けるリスクと、そこにどう対応していくべきか、そしてどうあるべきかを説いた一冊。
もし、人を率いる中で苦しい思いをしているとすれば、本書はその立場を乗り切る覚悟と方法を教えてくれるのではないかと思います。