もういちど、本屋へようこそ
田口幹人 編著
この作品は、現在アーカイブされています。
ぜひ本作品をお好きな書店で注文、または購入してください。
出版社がKindle閲覧可に設定した作品は、KindleまたはKindleアプリで作品を読むことができます。
1
KindleまたはKindleアプリで作品を閲覧するには、あなたのAmazonアカウントにkindle@netgalley.comを認証させてください。Kindleでの閲覧方法については、こちらをご覧ください。
2
Amazonアカウントに登録されているKindleのメールアドレスを、こちらにご入力ください。
刊行日 2018/08/09 | 掲載終了日 2018/08/09
ハッシュタグ:#もういちど、本屋へようこそ #NetGalleyJP
内容紹介
時代は変わった。本屋も変わった。だからこそ、面白い!
地域ごとの「書店大賞」、「走る本屋さん」の挑戦、
そして、店舗の外での読者と本をつなぐ試み……。
新たな取り組みや工夫を知れば、
あなたも行って確かめたくなるはず。
全国の「あきらめの悪い書店員たち」が語る、読書と書店の面白さとは――。
本屋と本の新たな魅力が見えてくる一冊。
--------------------------------------------------------------
(目次より)
第一章 「本屋」って、何だろう?
第二章 書店だけが「本屋」じゃない。本と読者を?ぐ人々
第三章 あのまち、このまちでも……本屋はワイワイやってます
第四章 本屋が考える「読書」と「本との出会い」の楽しみ
第五章 「これまでの本屋」と「これからの本屋」
--------------------------------------------------------------
(帯コメント)
本屋は日常から抜け出す非常口だ。
いざという時、そうでない時も、いつもあるから安心できる。
忙しい時、時間がぽっかり空いた時も、つい足を向けてしまう。
本屋はピンチかもしれない。でもそのピンチは、変わるチャンスだ。
同時に読者の意識も変わっていく。
読めばきっと、本屋の既成概念は変わる。
――中江有里
出版社からの備考・コメント
【!】本タイトルについては、第1章の途中までの公開となります。
おすすめコメント
東北・岩手県盛岡の地で、独自の書籍展開や工夫された様々な取り組み、発信を続け、出版業界で存在感をみせる書店、「さわや書店」。その「さわや書店」の名物書店員・田口幹人氏編著による新刊が登場!
東北・岩手県盛岡の地で、独自の書籍展開や工夫された様々な取り組み、発信を続け、出版業界で存在感をみせる書店、「さわや書店」。その「さわや書店」の名物書店員・田口幹人氏編著による新刊が登場!
出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784569841144 |
本体価格 | ¥1,500 (JPY) |
関連リンク
NetGalley会員レビュー
ただのパートだから時給いくらの中だけでしか働かない。そう思ったのはいつのことだったか。
正直こんなに本屋の仕事に真摯に向き合ってはいないので、いろんな本屋に関するものを読んでもファンタジーに感じてしまうのだけど。
お客様に読んでいただきたいというよりは、今後のことを考えるひとつのツールとして自分が読んでおきたいと思える出だしでした。
気になるので注文します😁
ほんの僅かなお試し読みでしたが著者の良き人柄と、本書の主旨を伝えるのに十分な情報を含んでいました。
これまで「ブックスキューブリック」や「Title」の書店主が上梓した書籍を読んできたので、後日改めて本書にも目を通したいと思います。
私にとって今や書店は【衣】【食】【住】と同等の位置付け。
地元から書店が消えた日を、私は今も忘れられません。
あの頃は未だ“読書家”と名乗れる程ではありませんでしたが─。
「本屋」という空間に身を置き続けた著者による、本屋さん再起奮闘記。
本好きで本屋好きのあなた、これは絶対最後まで読みたくなります。
発売したらソッコーで買いに行こう、もちろん本屋へ。
ほんの少しの試し読みですが、本屋の中に身を置き続けた著者の思いが伝わってくるような予感がします。
これは、発売されたら本屋さんに買いにいきます!
【もういちど、本屋へようこそ】
#NetGalleyJP より拝読しました。
日常の暮らしの中に本だけでなく再び本屋も意識してもらう。
そして、「久しぶりに本屋へいってみよう」となるのが著者の望みです。
本屋とは「本と出会いをつくるもの」「本と読者を繋ぐもの」と書かれていました。
あとはこれまでの本屋とこれからの本屋についてかかれています。
私はほとんどがAmazonで購入していますが、本屋に行くことも好きです。
これからの本屋はどうなっていくのでしょうか。
「出版界の人、必読! 諦めの悪い書店員さんがいっぱい出てくるであろう本」
NetGalleyでは、はじめにと一章しか読めませんでしたが、
それでもこの本は読むべき本だと思いました。
誰だったか……
仕事をする上で大事なのは、この商品がどうやって、どういう人の手を通って
出来上がったものであるかを、しっかりと把握しつなぐことだという解説がございました。
それがわかる気がしますね。
すごく大事なことだと思うので、僕はちゃんと本を買って読もうと思います。
いい本でした! ありがとうございました!!
本屋さんや、本を読むことってやっぱり楽しいし素敵だよ!
第一章の途中までの公開のものでしたが、それだけでも前述した言葉が、田口さんのあたたかみのある文章からにじみ出ている気がしました。
ご自身の過去のやりきれない経験から、まちのコミュニティのひとつとして本屋さんが然り気無く、でも当たり前に存在することの大切さを誰よりも痛感されている田口さんだからこそ、「本屋存続のための!」という鬼気迫るものではなく、やんわりとあたたかいこの作品を書かれたのかなと思いました。
本屋さんの楽しさ、本を読むことの楽しさを改めて伝えてくれるような、全編通してそんな素敵な作品なのではないかと目次を拝見し、公開範囲のページを何度も読み返しながら思い、「書店員としても読みたいけれど、本好きとしても、読みたい本!よし買おう!」と発売日を楽しみにしている自分がいます♪
さわや書店さんの歴代の著作は、どの作品も大好きです。いつか、必ず訪れたい本屋さん。私の中ではさわや書店フェザン店も、その一つとしてずっと心の中に存在する理由は、皆さんもこの本を読んだらきっとお分かり頂けるのではないかな?と勝手ながら思っております♪
Amazonなどインターネットの流通によって、地域の書店が潰れていく中で、本屋だからできること、本屋でしかできないことを問い直し、これからの時代に求められる本屋の可能性について論じています。
かつて営んでいた本屋を潰してしまった著者だからこそ、本屋のあり方とは何かを問い直し続け、可能性を見出そうとしています。
続きが読みたいです。
フォロワーさんが宣伝されていたことで興味を持った作品。
冒頭のみの掲載でしたが、息を詰めて読みいってしまいました。
本屋の現状をひたすら嘆き哀しむでもなく、本屋はこんなに素敵なのですよ、私達は頑張ってるのですよとファンタジックに煽るのでもなく、淡々と、冷静に、真摯に言葉を紡がれています。
文芸書として、ビジネス書として、楽しめる一冊ではないでしょうか。
早速、スケジュールを組んで、福岡のブックスキューブリックさんにお邪魔したいです。
本屋さんが「本を買えるところ」というひとつの機能だけでも成り立っていた時代が終わり、「本屋さん」に混乱が訪れているようです。
しかしだからこそ、「本屋さん」の「本質」、本屋さんとは「何」なのか、ということを突き詰めて考えること、それと同時に本屋さんの「新しい」カタチを考えること、がふたつながら活発にあちこちで行われています。深い自己洞察、自分の内部を掘り下げていくことと、自己創造、自分の新しい可能性を花開かせること、が揃うと、「次のステージ」が待っていることは間違いありません。「真のチカラ」を現しつつある本屋さんたちによる、わくわくせざるを得ないうねりが、今起こっています。
目次と「はじめに」を拝見したところ、この本ではそれらの、本屋さんをめぐるさまざまな動きが、具体的な事例やリアルな声などによって綴られているようです。現在の本屋さんとの関係に関わらず、本を読む人たちなら、この本を読んで実在しているわくわくな動きを知ることで、一緒にわくわくできることでしょう。そして、本を読む人たちが一緒にわくわくしてしまうその熱気が高まれば、もしかしたら本とご縁を結んでいない人たちのアンテナにも、それがいつの間にか引っかかってくるかもしれません。
そんなわくわくへの期待を抱いて、本屋さんへこの本を、買いに行こうと思います。
書店員として、本屋のことを知ってほしいというよりも、本屋というものがある事を知ってほしい、もはやそういう時代であると感じている。
私は、本屋を利用することで、利用する前には知らなかった事がある事を知ってほしい。ただ、本屋から迎えには行けない、来てもらうしかない。
来てもらった人に、書店で何をしたら良いのかわからず落ち着かない、見るものがなくガッカリしたという気持ちになってほしくない、そう思っている。
本屋に行かない人はおそらくこの本を手にすることはないだろう。しかし、私(私たち)は、この本に出てくる書店員達のように本屋を諦める事なく書店員であらねばならないと身の引き締まる思いで読んだ。
書店経営の難しさは簡単に想像できる。書店まで足を運ばなくても本の買える時代だ。タブレット1つあれば、大量の本を小脇に抱えて出掛けられる。書籍自体が絶滅危惧種(?)になって来ている。でも、私は手の平で、指で感じる本が好きだ。が好きだ。難しい書店経営に心血を注いでいる方々にエールを送りたい!
田口さんと、書店員として出会っていなければ、今の私は存在しなかったかもしれない。それほど、田口さんと云う書店員は魅力的なのだ。彼を追っかけ、模倣し、挫けたりもするけれど、私は書店員として復活して良かったと思う。この本を売ることが出来る、それは貴重な経験だから。