文豪図鑑

「美男美女な文豪と会えるから興味がそそられる」

こういうイラスト調の人物伝できなもの、
（化学式を擬人化したやつもありますが）

本当にとっかかるやすくなるし
そして、あまり興味がなかった人にも
興味が持てるから好きです。

しかも色々なカテゴリに対するデザインがかなり
綺麗で読みやすいです。
作品は知っているけれども
どういった人が書いたかは知らないとかいうのって
結構ありますよね（その逆もしかり）

それがリンクされる感じもすごく良かった
日本人なら知っておきたい人ばかりなので
読書家のかた、これから読書家を目指すかたにはかなり
おすすめの本だと思います

プチ文豪ブームなのかな、あの漫画のおかげね、と軽く読み始めたらかなり楽しい。
文学は人が感情を揺さぶられるところから、それも愛が基盤になってるんだなぁとつくづく感じる。文豪の皆さんの驚くほど奔放な恋愛遍歴、その熱い想いと行動があってこその作品の数々。
昨今の不倫への世間の厳しさなんてきっと笑い飛ばすだろう。ではそこまでしないと、絞り出せないものなのかどうか？読む側の人間としては、そこがわからない。わからないからこそまた読む。読んでいない作品も多く「読んだ気になれるガイド」になっていたので、今後読んでいきたい。

有名な文豪についてゼロから知りたい方、作品を読む前にざっと予備知識を知りたい方などに良いかもしれません

文豪図鑑と聞いて、小難しい内容の印象を持ったのですが、とっても面白い内容ばかりかつ読みやすくてとても楽しめました！

本を開いての最初の感想は、イラストがとても綺麗！
その時代やそれぞれの作家が好んだ出で立ちなどが紹介されていて、作家の雰囲気や時代背景が想像しやすかったです。

私は日本文学作品にはあまり触れてこなかったので、作品の名前だけは知ってるというものや作者の方も学校の教科書で勉強したくらいの知識程度。
文豪初心者の私にはどの内容もとても興味深かったです。

この本でそれぞれの作家同士の関係性、生き方、性格などの作家の背景を知ることができます。
また、紹介されている作品がどれもその作者の人生観など表現した作品であり、作者を知った上で読むとさらに味わい深いものになりそう！
あらすじは短いながらも分かりやすく纏まっていて、自分好みの作品を探すのも楽しいです。



天才としての生き様。

苦労や苦悩の人生。

驚くような恋愛遍歴。

死への思い。


現代の倫理観ではビックリしちゃうような方々が多くて新鮮でした。たくさんの人生経験をお持ちなんだなと...

そして、それぞれのエピソードにも驚かされること多々！
誰でも名前は知ってるであろう夏目漱石の脳が今も保管されている。また、志賀直哉が山手線に跳ねられて重傷を負ったことがあるなど。さらに作者について調べてみる良いキッカケにもなりました :)

この本は日本の文豪だけではなく、海外の文豪についても纏められています。

これから読書を始めてみようと思っている方、すでに読書好きな方。
知っておきたい作家や作品が纏まった一冊なので、とてもオススメです！