
世界で一番美しい化学反応図鑑
セオドア・グレイ
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刊行日 2018/09/25 | 掲載終了日 2018/09/17
ハッシュタグ:#世界で一番美しい化学反応図鑑 #NetGalleyJP
内容紹介
世界で累計150万部! 元素三部作の最終章
世界でシリーズ累計150万部、日本で30万部を突破!
『世界で一番美しい元素図鑑』『世界で一番美しい分子図鑑』で見せた
圧倒的なビジュアルと軽妙な語り口で科学好きをわかせた
セオドア・グレイの元素3部作に待望の3巻目が登場。
本書では、分子が反応を起こす中でどのようにくっついたり離れたりして
この世界を形作り、私たちが存在することを可能にしているのかが解き明かされる。
著者が10年をかけて書き上げた『元素図鑑』から始まる
ユニークで楽しいドラマの華々しい最終章の幕開けだ。
●華麗な写真と魅力的な科学エッセー
――セオドア・グレイが作り上げたアートと科学の融合世界は今作でも楽しさ全開!
●『世界で一番美しい元素図鑑』『世界で一番美しい分子図鑑』で見せた
ユーモアあふれる語り口はそのままに、不思議で複雑な「世界の成り立ち」を
わかりやすく解説。
●燃焼、爆発、光合成から、塗料が乾くしくみや植物の成長、水の沸騰まで、
興味深い「反応」の数々が登場。
●「エネルギー」や「エントロピー」や「時間」といった化学反応を特徴づける
重要な概念をやさしく紹介。
【目次】
第1章 化学はマジック
それって本当にマジック?
古代の魔法はたいてい化学
私が子供だった頃の、思い出の化学反応
第2章 原子、元素、分子、化学反応
分子とは?
分子を結合させているのはどんな力?
化学反応とは?
エネルギー
エネルギーの流れを追え
時間の矢印の向き
エントロピー
第3章 ファンタスティックな化学反応に出あえる場所
教室で
キッチンで
実験室で
工場で
道路で
あなたの体の中で
第4章 光と色の起源
光の吸収
光の放射
古代中国の化学配合術
第5章 退屈な章
ペンキが乾くのを眺めてみよう
イネ科植物が伸びるのを眺めてみよう
水が沸騰するのを眺めてみよう
第6章 速いか遅いか、それが問題だ
風化
火
速く燃える火
ものすごく速く燃える火
最高に速い反応
出版社からの備考・コメント
A4判変型・上製
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784422420080 |
本体価格 | ¥3,800 (JPY) |
NetGalley会員レビュー

セオドア・グレイ氏による「世界で一番美しい~」シリーズ第三弾。「元素」「分子」に続いて今回は「化学反応」をテーマとした図鑑ですが、氏は『これら三冊が揃うことで「化学の世界を一巡りするツアー」ができる』とまえがきで述べています(一冊目の「元素」の刊行が2008年なので、ここまで10年……長い!)。すべては元素からはじまり分子が形づくられ、その分子どうしが多種多様に反応しあう……なるほど、この流れを捉えることができれば、化学の理解がグッと深まるというものです。身近で繊細で、それでいてスケールの大きい化学という学問を、美しく鮮明な写真で「感じる」。高校化学の資料集を、指導要領に囚われずにめちゃくちゃデラックスにしたらこうなるのかなぁという感じです。一家に一枚周期表……ではないですが、一校に一冊化学図鑑!と叫びたいですね(笑)
余談 (著者の紹介)
セオドア・グレイ氏は化学の研究者としてはアマチュアで、本職はプログラマ。大学で学んだ化学は、どちらかというと仕事ではなく趣味として捉えているようです。元素蒐集に熱中するあまり、「周期表テーブル(periodic table table)」を製作してイグノーベル賞を受賞したり、ここで紹介した図鑑シリーズの他にも「Mad Science」と冠した過激な化学実験集を、オライリー社から出版しています。

化学反応は、実は身近で今この時も私の身体の中でも起きていること!
この色彩豊かな美しい写真と、飄々とした洒脱な文体の『図鑑』。どのページも面白い。
これらのカラクリを知らない時代の人たちにとっては、魔法で錬金術の如く見えたのも当たり前だろうなぁと思いながら読んだ。
もちろん目の前でわかりやすくデモンストレーション可能な化学反応ばかりではなく、植物の生育や動物の身体の働き、天体などどの分野もクスッと笑っているうちに化学反応だったことに気づく。
これを読んでからは、これも化学反応なのよね?という視点で見たくなってしまった。

理系に疎い者ですが、美しい写真の数々は見ているだけでも充分楽しめます。化学の進歩やエピソードなども読みやすく感じました。著者が、元素・分子・化学反応の3部作を10年の歳月をかけ完結させた大作です。ボリュームもありますので、学校図書館などに揃っていたら素敵だと思います。

んー?なんかちょっとイメージと違いました。化学元素はローレンシウムまで暗唱できるほど好きで、元素図鑑もすごく好きだったんですが、化学反応となるとそういうシンプルさがなくなるからか、ちょっと頭に入ってきませんでした。
ガチの化学好きとか図書館向けかも?元素図鑑の時にいたライト読書はちょっと戸惑いそうな気がしました。うーん、なんだろう。。