
まわしよみ新聞をつくろう!
陸奥賢
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刊行日 2018/06/20 | 掲載終了日 2018/09/13
ハッシュタグ:#まわしよみ新聞をつくろう! #NetGalleyJP
内容紹介
新聞を読んで、遊んで、身につく知。
~まわしよみ新聞のつくり方~
1)みんなで新聞を持ち寄ります。
2)それぞれ新聞を読んで、気に入った記事を切り抜きます。
3)どうしてその記事を選んだのか、グループ内でプレゼンし合います。
4)グループ内で決めた編集局長を筆頭に、集めた記事を模造紙に貼り合わせ、
コメントやイラストを書き入れていきます。
5)編集局長が題字を書いて、新たな壁新聞の完成!
おまけ)新しくできた壁新聞を人目につくところに掲示します。
「新聞にこんな記事載ってるの?」
「このニュースをこんなふうに読み解くなんて! ?」
参加しなかった人が後から読んでも面白いんです。
***
放送作家からライター、まちあるきプロデューサー、果てはコモンデザイナーと観光家…
という異色の経歴を持ちながらも、常に「人と人との場づくり」に取り組んできた
陸奥賢が、2012年に発明した“新聞あそび"、「まわしよみ新聞」。
あるお寺でのワークショップ用に考案され、
その後もミナミのカフェで細々と継続していた「まわしよみ新聞」だが、
(1)人と新聞さえあればいつでもどこでも誰でもできる手軽さと、
(2)初対面の人とでもためらいなく話し合えるオープンな雰囲気、そして
(3)相手の隠れた価値観を知ったり、自然と情報リテラシーや
コミュニケーション能力が身につくという意外な奥深さ
を兼ね備えるコミュニケーション・ツールとして、各地でハマる人が続出。
著者が「誰でも好きに実施してよい」オープンソースとしたことで、その活動は全国に波及。
北海道から南は沖縄まで、さらには海を越えて台湾、ポーランドなど海外でも実施されている。
その汎用性から、人々が集まる公共施設やコミュニティ・スペースはもちろん、
幼稚園から大学まで各種の教育現場や、企業の研修などにも導入されており、
2017年にはその教育的効果が評価されて、第66回読売教育賞NIE部門最優秀賞を受賞した。
本書は、著者が2014年に自主制作した指南書『まわしよみ新聞のすゝめ』を大幅に改訂。
創刊以来、ますます広がりと多様化をみせる「まわしよみ新聞」のつくり方と効果を、
国内外のユニークな実践例を交えながらわかりやすく解説する
「まわしよみ新聞」入門書の決定版である。
書下ろしとなる第3章では、教育の現場、ビジネスの場、地域の施設など、
海外を含むユニークなまわしよみ新聞の活動を8つ取り上げ、
その幅広いアレンジの実際例やその反響を、図版をまじえて紹介する。
また、同じく書下ろしとなる第5章では、著者が安武信吾氏(西日本新聞社編集委員)、
老川祥一氏(読売新聞グループ本社取締役最高顧問・主筆代理)とそれぞれ行った対談を収録。
「まわしよみ新聞」を通じて広がる新聞社と読者との繋がりや、顕在化する新聞の
“ストックされる情報"メディアとしての役割、共同作業でつくられた新聞を共同作業で
読み解くことの重要性などが指摘され、情報が氾濫する現代社会における主体的な思考と
リテラシーの在り方を再考する一書ともなる。
出版社からの備考・コメント
判型:A5判
出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784422120652 |
本体価格 | ¥2,000 (JPY) |
NetGalley会員レビュー

・やりたい人にとって親切なガイドになっています。
・紙の新聞をつかっていることからNIEと相性がよいのはわかります。
・著作権のため、成果物をイベント外に公開できないのが残念ですね。

学校図書館で司書をしています。去年、司書仲間で「まわしよみ新聞」に実際に取り組み、とても面白いとツールだと感じていました。先生たちに薦めるためにも、「早く本にまとまらないかなあ」と常々思っていたので今回の出版がとても嬉しかったです。
特に良かったのは「第3章まわしよみ新聞の現場から(事例紹介)」です。小学校、中学校、大学、地域など様々な集まりが、それぞれのやり方でまわしよみ新聞を活用しておられる様子が紹介されています。皆さんアイデアに富んだ活用をされていて、とても勉強になりました。

「試してみたい!って思わされる、良コンテンツ!」
読みました!素敵ですねー
回し読み新聞か!これは意外と日本人が
苦手と言われていた分野の勉強にもなる気がします。
そういったコミュニティをもっている方が
読んでくれたどんどん(もうすでに海外にも広がっているそうですが)
広がっていくのではないかって思ってワクワクしました。
なんだろ……twitterの アナログ番って感じですかね……
きっと読むとウキウキしますよ!

まわしよみ新聞?なんじゃそりゃ?
それが第一印象でした。
ざっくりいうと、人が集まり、記事を持ち寄り、その記事を選んだ理由を語り合う。
それを一つの新聞にまとめてまわし読む。
そんなイベント的な流れを解説した本です。
これを読んで思わず目が飛び出しそうになったのです。
というのは、こうやって共同作業をやり、
それぞれが均等に発言する機会を得、
手先を動かすことで脳を活性化させる。
これってコミュニティづくり、学習する組織づくりの基本的な作法がここに詰まっているような気がします。
このまわしよみ新聞づくりというイベント自体は、あまりにシンプル。
やり方の説明は1/3で終わってしまいます。
あとは、実際の活用シーンの紹介や、インタビューで構成されています。
この本は恐らく使ってナンボ。
また、必ずしも新聞でなければならないわけではなくて、本でやってもいいんじゃないかと思います。
さっそく、社内で、コミュニティの形成に、使ってみたいと思います。