スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジック
INTO THE MAGIC SHOP
ジェームズ・ドゥティ（著）荻野淳也（解説）関美和（訳）
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刊行日 2016/11/12 | 掲載終了日 2018/06/27
ハッシュタグ：#スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジック #NetGalleyJP
内容紹介
Ｋ-POPスター「防弾少年団（BTS）」の大ヒットアルバム収録曲のモチーフとなった一冊！
米ビルボードのアルバムチャートで初登場1位となった韓国の防弾少年団（BTS）の『LOVE YOURSELF：Tear』に収録されているMagic Shopという歌のモチーフになった本として話題になっています。
本書は、貧困家庭に生まれ、愛情や教育の機会に恵まれなかった少年がある不思議な女性と出会い、「なりたい自分」「理想の未来」を取り戻していった再生の記録です。
少年の閉ざされた心を開いたのは今では「マインドフルネス」とよばれるメソッドでした。それにより、高校卒業さえあやぶまれた著者は有名大学の脳神経外科医となり、富と名声を手に入れますが、「渇望」する気持ちがあまりに強かったことが原因で、大きな喪失と深い孤独を経験します。
失意の中で彼が思い出したのは少年のころおそわったあの“マジック”のことでした。そして彼は驚くような行動に出ます。するとさらに驚きの結末が･･･。読者からは「映画のようだった」「涙がとまらなかった」といった感想が多く寄せられていますが、これは本当にあったお話です。
著者のドゥティ教授は、彼の本がBTSの歌のモチーフになったことについて「とても光栄。BTSが彼らの歌によって多くの人とつながり、愛と思いやりを広めてくれたことに感謝しています」とツイッターでつぶやきました。
出版情報
| 発行形態 | ソフトカバー |
| ISBN | 9784833422017 |
| 本体価格 | ￥1,700 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
レビュアー 478467
脳と心の関係？自分で意識の向け方をコントロールする？
脳（理論的、理性的なこと）と、心（感情）は違うものだと思っていましたが、それは実はひとつに繋がっていました。「マインドフルネス」には不安やストレスを減らし、うつ病の症状を和らげる効果があります。
読み進めるうち、私も誰かの助けを必要としていた時期があったことを思い出しました。おそらく、私に限らず、自分の体験に重なることが多い内容ではないでしょうか。当時の私にこの本を贈りたいと思いましたが、それと同時にあの時を乗り越えた今の自分だからこそ共感できたのだろうとも思いました。単なる自己啓発本ではなく、作者の体験談であることが、共感を呼ぶポイントです。
この本を何度も読み返す度に、そのときに自分が置かれている状況によって理解、共感できる部分が変わっていくような、不思議な本です。
今はまだ理解できない部分もいつか理解できるように、「マインドフルネス」も練習を始めてみようと思います。
