性の多様性ってなんだろう?
渡辺大輔
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刊行日 2018/06/20 | 掲載終了日 2018/12/25
ハッシュタグ:#性の多様性 #NetGalleyJP
内容紹介
「あなたの“性”はなんですか?」という質問に、どう答えますか? LGBTだけじゃない、「普通」の性のあり方も通して、多様な性について知り、学ぶ、考えるための一冊。
「あなたの“性”はなんですか?」という質問に、どう答えますか? LGBTだけじゃない、「普通」の性のあり方も通して、多様な性について知り、学ぶ、考えるための一冊。
出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784582837803 |
本体価格 | ¥1,400 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
性的多様性だけでなく、普段考えられている男女交際や友人との付き合い方についても考えられる文章だったと思います。
生徒と筆者の会話形式で話が展開していくのも頭に入りやすいのではないでしょうか。
しかしながら、性愛についてなどの記述がストレートすぎたり、情報が最新でない、誤った考えを持たれかねないところが少しあるため授業で一部を抜粋して使うに留めたいかな、と思います。
これはわかりやすい。
実際に中学生に読んでほしい一冊。
教育を受けなかった40代以上の方にも強く薦めたい。
子どもが中学生になったら読ませたいと思ったが、その時は社会の様相が今と一変している可能性があるので、こういった類の本は時代に即した形で定期的に発刊してほしい。
性について、とてもわかりやすく書かれている。LGBTを考えるのに良い。
このシリーズはどれもわかりやすくて、スッと入って来る。
中学以上になってしまうけど、学校図書館に置きたい1冊。
性の多様性、「普通」という言葉を使うことに対して慎重になることを教えてくれる1冊。
これは中学生読者を対象にしているので大人の読者にはまだ不明なところが多く残るかもしれないが、大人だけに今までの固定観念を解いていくのは非常に難しい。この本のように噛み砕いて説明してもらってちょうどいいのかもしれない。
性の意識に関わらず、思わず知らず決めつけていたこと、それによって傷ついた人がいたのかもしれないと気づくきっかけとなる1冊である。
わかりやすく、丁寧な一冊。特に強く印象に残ったのは「普通」ということばに秘められた鈍感さ。これは性の多様性に限らず、あらゆることに通じており、同調圧力の強い日本において、非常に有益な教えであると感じた。
ただBLについての認識など、ちょっと違うかな、と感じる点もあったが、これは今後こまめにアップデートしていっていただければ嬉しい。
この本は子供だけではなく、大人も社会も一度は目を通し、素直な気持ちで読むべきではないだろうか。「常識」が確立する前の子供にはもちろん、そして「常識」が確立してしまった大人だからこそ、「それは本当に常識なの?」と問い返すきっかけになればと願う。
性やジェンダーについてQ&A方式で分かりやすく書かれた本。
教育現場で使われたらいいのではないかと思います。保健体育とか。
最近はLGBTも話題になってきて、制服改革とかもあったりするけれど、きちんとわかっていない子供たちがほとんどだと思う。なので、こういった本から学ぶのはとてもよいのではないかと思った。
中学生ぐらいの人に向けて書かれた本だ。
筆者が若い人と語り合うような構成になっている。
とても読みやすく、若い人が性について戸惑い、悩むときに、支えになるような一冊である。
誰かが性のことを悩むとき、問題は悩ませている社会であり、システムであり、その社会を作っている大人たちの責任であると、きちんと指摘しているところがいい。
この本に無関係な人はいない。
だから、性を語ることは、すべての人について語ることになる。
この本を、LGBTの理解するための本と紹介するのはもったいないと思った。
すべての人が、自分は自分、これでいいんだと思えたら、少しだけ楽になれるのになぁ。