人体の冒険者たち
解剖図に描ききれないからだの話
ギャヴィン・フランシス 鎌田彷月訳
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刊行日 2018/07/18 | 掲載終了日 2018/07/18
ハッシュタグ:#人体の冒険者たち #NetGalleyJP
内容紹介
「クリニックを開業するのは、
患者さんたちの身体といっしょに人生の風景を眺める、
冒険旅行になぞらえられるかもしれない。
よく知っている地形に見えても分け入った小道が開けて、
日々新たなパノラマをのぞくことになるのだ」
ルネサンス期、魂がどこよりも近くにあると考えられていたのが、唇だった。
形を変えただけで息が温かくなったり冷たくなったりするのが、生命力の証拠だと思われていたのだ。
また一七世紀の天文学者たちは、星の見え方をもっとよく知るために、目の構造に注目した。
私たちの身体は、いつでも世界を知るための冒険の入り口だったのだ。
スコットランドの総合診療医フランシスは、ときに救急医や従軍医として、さまざまな患者を診てきた。
顔半分だけが麻痺した女性、手のひらを釘で打ち抜いた大工、直腸にケチャップの瓶が入った男性……。
本書はそんな患者たちとフランシスの、人体をめぐる冒険の物語だ。
小説のような文体に人体をめぐる薀蓄を交えた、読む人体図鑑とも呼べるノンフィクション。
さあ、人体をめぐる旅に出よう。
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784622087175 |
本体価格 | ¥3,000 (JPY) |