片想い探偵 追掛日菜子
辻堂ゆめ
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刊行日 2018/06/08 | 掲載終了日 2019/06/17
ハッシュタグ:#片想い探偵 #NetGalleyJP
内容紹介
見た目は清楚な女子高生、
しかし裏の顔は……
_人人人人人人人人人_
>合法ストーカー?! <
 ̄^Y^Y^Y^Y^Y ^Y ̄
追掛日菜子は、舞台俳優・力士・総理大臣などを好きになっては、相手の情報を調べ上げ追っかけるストーキング体質。
しかしなぜか好きになった相手は、殺人容疑をかけられたり、脅迫されたりと毎回事件に巻き込まれてしまう。
今こそ、日菜子の本領発揮!
次々と事件の糸口を見つけ出すがーー。
前代未聞、法律ギリギリアウト(?)の女子高生探偵、降臨!!
『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞作家が挑む、ノンステップミステリー。
おすすめコメント
担当編集より
この本の主人公である追掛日菜子は、好きになっては相手を調べ上げて追っかける超ストーキング体質の女子高生。
なぜか好きになった相手(本書では「推し」と呼ばれる。そして毎回変わる)が事件に巻き込まれ、
日菜子は助けたい一心で培ったストーキング術で事件解決の糸口を見つけ出していく、という手に汗握るミステリーです。
この本の主人公である日菜子は、法律のグレーゾーンに軽く片足を突っ込んでいます。
会話の盗聴、ツイッターアカウントのなりすまし、住居の特定、不法侵入などなど。
でもこれは自身の欲求を満たすためではなく、「推し(この本では好きな人を表す)」がピンチに陥ったときに発揮されるのです。
推しを救うため技術と知能を駆使して必死になる姿には、ハリウッド映画並みの壮大な「愛」を感じます。
「彼氏より推しとのほうがずっと幸せな関係を築ける」なんて愛の名(迷)言もざっくざく。
そんな主人公のブッ飛んだキャラに目がいきがちですが、作者は「このミステリーがすごい!」優秀賞を受賞した新進気鋭の作家・辻堂ゆめさん。
日菜子の推理や毎回のどんでん返しは、ミステリ好きを唸らせること間違いなし。
販促プラン
ポップ、パネル、著者直筆色紙など、各種拡材ご用意いたします。
お気軽にお問合せください。
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出版情報
発行形態 | 文庫・新書 |
ISBN | 0004344000008 |
本体価格 | ¥690 (JPY) |
関連リンク
NetGalley会員レビュー
ギリギリ・・・アウト!!!なストーカー探偵、日菜子の追っかけ事件簿。
私の推しは、なんといってもお兄ちゃん!日菜子のお迎えから押しの追っかけ、謎の追求までパシらされてるけどどこまでも優しいお兄ちゃん!実際にこんな追っかけされたら恐怖間違いない!けどとても面白く読めました。日菜子、推しの幅が広すぎる!
面白かった!
日菜ちゃんの推しに対しての愛情がすごすぎる。名探偵だけどストーカーっぷりが恐い(笑)気軽に投稿できるSNSの恐ろしさの勉強にもなりますね。
クスッとなるお話しから感動するお話しまであって最初から最後まで楽しめました。
私は「怨念」の天才子役の話がお気に入りです。
ワトソン役の振り回されるお兄ちゃんがまたいいキャラですね!
多少の文句を言いつつも妹にすごく優しくていいお兄ちゃんです。
日菜ちゃんに巻き込まれていく姿がなんだか微笑ましいです。
また日菜ちゃんの恋が見たいのでシリーズ化希望です。
著者初めてのキャラクター小説ということで期待して読むと、期待以上の作品!辻堂ゆめさんに惚れ直しました。
キャラの魅力と漫才のような二人の掛け合いで、容易く物語に引き込まれてしまった。これまでの作品も読みやすい、心地よい文章が好きで、相性が良い作家さんと思ってたけれど、読者を惹きつける技巧の素晴らしさが何より大きいとこの作品で確信しました。
しかし一番の魅力は、キャラ小説として楽しみつつ本格ミステリーを存分に味わえる点で、特に第三話「天才子役に恋をした。」はお見事!著者の通信会社でのお仕事が活かされた?鮮やかな謎解き、意外な事件の真相、コミカルだけどゾクッとするラストは絶品でした。
本書はぜひシリーズ化、さらには連続ドラマ化をお願いしたいです。
すごく面白かったです!テンポ良いし、なにより主人公がおかしい!!!!キャラも立っててさくさく読めるしお気に入りの一冊です。表紙もすごく可愛い!
追いかけた相手は必ずトラブルに巻き込まれる。その度にどんな手を使ってでも助けようとする日菜子のパワーに圧倒されました。
これはアウトでは…?とチラッと何回か思ったりもしましたが、兄・翔平(報酬がシュークリームでいいのか?)と同様、日菜子の“推し”に対する熱すぎる想いと行動力に驚かされている内に、「まあ、人助けだし、いいのかな?」という気持ちになってしまいました。
好きなものがある人は強い!
読むと元気が出る1冊だと思います。