
たべもの九十九
高山なおみ
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刊行日 2018/03/07 | 掲載終了日 2022/05/19
内容紹介
料理家・高山なおみさんが神戸へ移住して綴った書き下ろしエッセイ集。「あ」は「アイスクリーム」、「い」は「いか」、「う」は「うど」…とあいうえお順に食べものの名前を挙げながら、過去と現在の記憶を行き来する。子どもの頃の記憶や忘れていた家族との思い出、二十代のあまり思い出したくない恥ずかしいできごとまでが、食べものを通じて鮮明に蘇る。年齢を重ねるたびに変化していった食卓の様子が、季節・色・形・匂い・音・味・その時々に出会った人々とともに淡々と描かれ、現在の暮らしを見つめるすべにもなっていく。料理家として数々のレシピを生み出してきた著者が、今なお好んで繰り返し作り続けている25のレシピや自身初の挿画も収録された、これまでにない構成も魅力のひとつ。「完璧よりも、ちょっと足りないくらいの方が落ち着くし、おいしい――。欠け、ないものや、見えないもの、沈黙、すきまにこそ豊かなものがひそんでいる気がする」(本書より)。書名の「九十九(つくも)」は百に満たない未熟な自分を表した言葉。人生を、食べること生きることを、ひたむきに見つめる著者の姿が、多くの女性たちを励まし元気にさせる一冊。
出版情報
発行形態 | その他 |
ISBN | 9784582632217 |
本体価格 | ¥1,400 (JPY) |