巨悪

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刊行日 2018/06/19 | 掲載終了日 2018/06/21

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内容紹介

「納得できないな。何もかも」
「俺もだ」
一枚の公孫樹の葉がその後の運命を決めた。

東京地検特捜部の検事・中澤源吾と特捜部機動捜査班の事務官・城島毅。高校時代野球部のダブルエースだった二人は、ある事件をきっかけに「検察」の道を選ぶ。

「現代にも巨悪はいます。それは過去の巨悪よりも巨大で性質も悪い。余りの大きさゆえ全体が見えず、巨悪を巨悪だと認識できないだけなんです」

二人の前に立ちはだかる、政治家、企業、秘密機関――そして「消えた二兆円」。真相に辿り着く過程で明らかになる現代の「巨悪」の正体とは。
東京地検特捜部を舞台にした、元新聞記者の著者渾身の検察ミステリー巨編。

「納得できないな。何もかも」
「俺もだ」
一枚の公孫樹の葉がその後の運命を決めた。

東京地検特捜部の検事・中澤源吾と特捜部機動捜査班の事務官・城島毅。高校時代野球部のダブルエースだった二人は、ある事件をきっかけに「検察」の道を選ぶ。

「現代にも巨悪はいます。それは過去の巨悪よりも巨大で性質も悪い。余りの大きさゆえ全体が見えず、巨悪を巨悪だと認識できないだけなんです」

二人の前に立ちはだかる、政治家、企業、秘...


おすすめコメント

今読むべき検察ミステリー巨編!

今読むべき検察ミステリー巨編!


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784065118160
本体価格 ¥1,800 (JPY)

NetGalley会員レビュー

少しずつ暴かれていく悪。
繋がり、重なり、姿を見せ始める巨悪。相手はかなり手強い!!
散りばめられた伏線が徐々に繋がっていくのが、読んでいてとても気持ち良い!

検察内部の抗争や、脱税、補助金制度の乱用、闇献金、権力や金にまみれた裏の世界。ノンフィクションじゃないかと思ってしまう位リアル。

でも、最後に人の心を動かすものは人の心だと教えてくれる。周りに流されず本来の自分の姿を突き通して戦う主人公が眩しい!

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公孫樹(いちょう)
こういう字だったのか。銀杏と書くものと思ってきましたが、著者の意図がこの文字に秘められているのか。

高校野球でエースの座を争った東京地検特捜部の検事・中澤源吾と特捜部機動捜査班の事務官・城島毅が、それぞれの想いを抱きつつも、一つの事件の調査をきっかけにとんでもなく闇深い事件を明らかにしていく。

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