スキャンダル除染請負人
ドキュメント危機管理
田中優介
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刊行日 2018/06/15 | 掲載終了日 2018/06/19
ハッシュタグ:#スキャンダル除染請負人 #NetGalleyJP
内容紹介
企業の危機管理コンサルティングで有名なリスク・ヘッジ社長が初めてのビジネス小説を書いた。すべて実際に使われている手法や実存したリアクションが記述されており、エピソードのリアルさが強烈で、生生しいものばかりである。
「文春砲」さながらの経営者の不倫スキャンダル、企業と原発問題、ストーカー、クレーマー、怪文書、顧客データ流出などなど。
女性危機コンサルタントの魅力も充分に描かれて、楽しみながら学べる内容になっている。
※こちらは仮表紙です。
出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784833422697 |
本体価格 | ¥0 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
ハイリスクな時代に転ばぬ先の危機管理!
専門家が書いた学べるビジネス小説
危機管理コンサルタントの橘沙希がトラブルに巻き込まれた企業や個人、その家族を救う姿を描いたビジネス小説。
ストーリーとしてのおもしろさはもちろん、問題が起きた時の詳しい対処法は実用書の要素も兼ね備えている。
難しそうな話題もかみ砕いて説明してくれるので知識がなくてもつまづく心配がない。
この小説を読むと企業や官僚の取材対応のまずさや記者会見の失敗の理由がよくわかる。
息を忘れて読んでいる自分に気づくスピード感。
タイトルはスキャンダル除染と、センセーショナルな言葉が並ぶが、読後なるほどと唸らせられる。
エピソードを通して、人の心の弱さと、それを踏まえた上でリスク発生に対して、多様な視点と先見性で対応していく主人公達の働きがすがすがしい。きっと彼らが、危機管理のプロであるとともに顧客へのまなざしが、人として大きく温かいこと、起きてしまった失敗を責めることをしないことが根底にあるからなのだろう。
そしてそれは、人付き合いにも子育てにも通じるものがある。
主人公達の今後も気になる一冊。
続編が読みたい!
シリーズ化切望!
好奇心を掻き立てるリアリティ溢れるビジネス小説。
難しいビジネス書かと思って読むのをやめたらもったいない!
近頃世間を賑わす事の多い謝罪会見の裏側など、表には決して出てこない本音と建前、駆け引き、情報操作など裏事情が盛りだくさん!
読んだ後にはワイドショーを見る目が変わる!
テレビで見る謝罪会見とか雑誌で見るスキャンダル対応は対岸の火事だからこそ面白い。その対岸で火を最小限にする戦いは見てる側からしたら必死さとスキャンダルと二度美味しい。新鮮で今までなかったジャンルだったのでとても興味深かったです。これからトラブったときに謝り方とか役立ちそうかなと思ったけどトラブらないようにした方がよっぽど良いと思い直しました。
昨今、危機管理や対応能力、技術などが国家的レベルの問題として新聞紙上をにぎわせている。企業でもお客様センターなど「これからの会話を録音します」などトラブル回避に余念がない。
本書『スキャンダル除染請負人』はタイトルだけを見ると不祥事や噂、醜聞を解決する請負人の話かと思うが、そうではない。著者も企業の危機管理コンサルティング会社の社長。不倫未遂や原発問題、ストーカー、クレーマー、遺族対応、怪文書、情報漏洩、インサイダー取引など会社や経営者、個人のスキャンダルだけではないトラブルや危機への対応策を伝授してくれる、まさに今どきの小説だ。
主人公は元警視庁キャリアから転職したDCB(ダメージ・コントロール・ブレーン)社チーフコンサルタントの橘沙希。物語は、単なる一話完結の危機管理ノウハウ本というだけでなく、全編を通してドラマチックになっている。橘沙希が美人で知的で冷静沈着な魅力的女性ということに加え、彼女の生い立ちを複線にしながら物語が展開していくのも要素の一つだ。
読み進めながら2時間ドラマにしたら主人公の女優は?などと興味を掻き立てられる。ぜひともドラマ化と続編を期待したい。
#スキャンダル除染請負人 #NetGalleyJP