共謀
トランプとロシアをつなぐ黒い人脈とカネ
ルーク・ハーディング
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刊行日 2018/03/26 | 掲載終了日 2018/05/31
ハッシュタグ:#共謀 #NetGalleyJP
内容紹介
2016年のアメリカ大統領選挙に、ロシアが介入していたのではないか、また選挙期間中からトランプ陣営がロシアと結託していたのではないかという「ロシア疑惑」。政権の主要スタッフが続々と起訴、辞任、解任される中、ロバート・モラー特別捜査官の捜査は進み、ついにトランプ大統領自身の聴取を要請するまでに至った。
本書は、イギリス「ガーディアン」紙の元ロシア特派員が、ロシア、アメリカ、イギリスの情報網をフル活用し、トランプのロシア人脈がいかに形成されたかを具体的に書いている。
カーター・ペイジ(元トランプ陣営の外交顧問)、マイケル・フリン(元国家安全保障問題担当大統領補佐官)、ポール・マナフォート(元トランプ陣営の選対本部長)、ウィルバー・ロス商務長官がロシアとどのようにつながっているか。いつ、どこで、誰と会って、何を話したか、詳細に書かれているため、アメリカで本書の原著が発売されたときには、「まるで壮大なドラマを読んでいるよう」とのレビューが多く寄せられた。
なぜトランプとロシアが結びついたのか、なぜトランプ陣営の人間がこれほどロシアに関係しているかが、少しずつ明らかになる骨太の調査報道であり、人間ドラマでもある。
出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784087816587 |
本体価格 | ¥2,484 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
まるで映画のようである。しかしこれが世界を牽引している、力を持っている大国同士の現実であるならば、私たちはその一端にも目を向けて冷静に報道を見て考えなければならないと感じる。そして目に見えている事、ネットの書き込みでさえ恣意的になされているかもしれないのだ。
実際に、その場所、現状の渦中にいた人の言葉は説得力がある。そして恐ろしさも。
著者が諜報員によって留守中自分の家に入られ、
わざと彼等がわかるように残していった痕跡の話など、背筋がゾクゾクしてしまう。
この本の内容を裏付けるように、先日英国とロシアとの間に起きた事件。著者の意見を聞きたいものだと思うながら、一連の報道を見ていた。
自分には遠い世界のようでもあるが、実はそうではないと気づかせてくれる一冊。