読書の価値
森博嗣
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刊行日 2018/04/10 | 掲載終了日 2018/04/10
ハッシュタグ:#読書の価値 #NetGalleyJP
内容紹介
超人気作家が明かす、読書の極意。
わからないことは何でも検索できる時代だ。娯楽だって山のように溢れている。それでも読書でしか得られないものがある――。著作累計1600万部超を誇る作家・森博嗣が、「きれいごと」抜きに語る体験的読書論。
【目次】
第1章 僕の読書生活
第2章 自由な読書、本の選び方
第3章 文字を読む生活
第4章 インプットとアウトプット
第5章 読書の未来
【おもな内容】
●僕は本を読むことが苦手だった
●速読は読書とはいえない
●「つまらない本」の読み方を教えよう
●本選びで大事にすべきたったひとつの原則
●僕は一度読んだら忘れない
●「読みやすい本」には罠がある
●教養とは「保留」できる能力のことである etc.
【「まえがき」より抜粋】
デビューして二十数年になり、これまでに三百冊以上の本を上梓してきた。最初のうちは小説ばかり書いていた(というよりも依頼があったので、書かされていた)のだが、ここ数年、エッセィや新書を多く執筆している。僕としては、子供のときがそうだったように、虚構の世界よりは現実について書く方が「素直」な行動だと感じているし、未だに、自分で読むものはノンフィクションが九十九パーセントである。それなのに、何故こんな職業に就いてしまったのか、と不思議だ。今でも、ときどき首を捻ひねっている。
しかし、いずれにしても明らかなことは、僕がもの凄く沢山のことをすべて本から学んできた、という事実である。文字がすらすらと読めないハンディを背負いながらも、とにかく本を読むしかなかった。知りたいことは、活字を追うことでしか得られなかったのだ。そして、本を読むことが僕にとって、いつの間にか日常になり、また、そういったインプットを体験していたからこそ、逆にアウトプットする仕事を得られたのである。
おすすめコメント
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書店員さま以外の方は、下記リンク先ページの「試し読み」ボタンから第1章の途中までお読みいただけます。
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出版情報
発行形態 | 文庫・新書 |
ISBN | 9784140885475 |
本体価格 | ¥820 (JPY) |
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NetGalley会員レビュー
「本は自分で選ぶもの」その言葉に「その通りなんだよな」と深く頷いた。
では、本を紹介するという自分の仕事に意味はあるのか?と考えさせられた。
変容する出版業界に身を置くものとして耳に痛い章もあったが、聴こえなかったふりはできない。
「これから私は、本とどのように付き合っていくのか?」
矜持を正すような心持で考えたい。
森博嗣さんの小説が大好きなのですが、ここまで考え方とか感覚が違う方を始めて見たと思うくらい興味深かったです。これが彼の言う本との出会いの醍醐味なのかもと思うだけで読んで良かったのかも。