妖精たちが見たふしぎな人間世界

睡蓮の池で見つけた幻想イラストレーション

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刊行日 2017/10/24 | 掲載終了日 2018/03/15

ハッシュタグ:#妖精たちが見たふしぎな人間世界 #NetGalleyJP


内容紹介

人間が実在するという証拠を、妖精たちが文章とイラストで報告する幻想イラストレーション画集。妖精の目から見た愛すべきへんてこな人間の世界を、アヤシくも美しい絵で魅せてくれます。ニールセン、デュラック、バルビエ…19世紀末イラストレーターたちを敬愛するウクライナの気鋭アーティストが日本初上陸!


【帯推薦文:海野弘】スヴェータはカイ・ニールセン、エドマンド・デュラック、ハリー・クラーク、アーサー・ラッカムのおとぎ話の挿絵から、バルビエ、エルテなどのファッション・イラストまでマスターした。この本のイラストにはさまざまな意味が込められており、一つ一つの絵の複雑な美しさから、連想の糸がとめどなく伸びてゆく。西武パルコ時代の、山口はるみ、宇野亜喜良、伊坂芳太良などのイメージが浮かんでくるし、宇野亜喜良がポズターを描いた寺山修司の舞台までもが連想される。ウクライナというふるさとを離れてイスラエルに移った彼女は、ウクライナの<世紀末>、ウクライナの民話の世界へと戻って行こうとする。ロシア、そしてウクライナのおとぎ話と、ヨーロッパのモダン・アートが出会った<世紀末>に戻り、ゴールデン・エイジにおける妖精物語の世界を甦らせようとするのだ。彼女は妖精のふりをして現代を振り返る。この奇怪な、ばらばらになりそうな現代を、我々は妖精の目によって捉え直し、再生できるだろうか。


【共同通信社関連の各新聞紙への掲載多数】人間が描く妖精の世界は「おとぎの国」。では、妖精から見た人間の世界は…?そんな逆説的な幻想物語を、たっぷりのブラックユーモアと蠱惑的なイラストで描く。例えば妖精から見た携帯電話は「手のひらに収まる魔法の小箱」。箱はパラレルワールドにもなっていて、「世界のクモの巣」が、何千という答えを提示してくれるー。著者はウクライナ出身の作家・アートディレクター。ページをめくるうちに「幻想世界」が、紛れもない現代社会であると気付くだろう。

人間が実在するという証拠を、妖精たちが文章とイラストで報告する幻想イラストレーション画集。妖精の目から見た愛すべきへんてこな人間の世界を、アヤシくも美しい絵で魅せてくれます。ニールセン、デュラック、バルビエ…19世紀末イラストレーターたちを敬愛するウクライナの気鋭アーティストが日本初上陸!


【帯推薦文:海野弘】スヴェータはカイ・ニールセン、エドマンド・デュラック、ハリー・クラーク、アーサー・ラッカム...


出版社からの備考・コメント

【キーワード】
#幻想イラスト #ファンタジー #おとぎ話 #妖精 #フェアリー #レタリング #カイ・ニールセン #エドマンド・デュラック #ハリー・クラーク #アーサー・ラッカム #バルビエ #エルテ #山口はるみ #宇野亜喜良 #伊坂芳太良 #寺山修司 #ゴールデン・エイジ #ヒグチユウコ #エドワード・ゴーリー

【キーワード】
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おすすめコメント

宇野亜喜良、ヒグチユウコ、エドワード・ゴーリーなど、ちょっとダークで妖しげな、美しいイラストが好きな方にお勧め。繊細なレタリングも秀逸です。哲学者プラトン、詩人ランボォなどの引用もあり、はっとさせられることがあるかも…。また、名前のある妖精だけでも40人が登場するので、それぞれのキャラ設定に注目して読むと楽しさ倍増です!

宇野亜喜良、ヒグチユウコ、エドワード・ゴーリーなど、ちょっとダークで妖しげな、美しいイラストが好きな方にお勧め。繊細なレタリングも秀逸です。哲学者プラトン、詩人ランボォなどの引用もあり、はっとさせられることがあるかも…。また、名前のある妖精だけでも40人が登場するので、それぞれのキャラ設定に注目して読むと楽しさ倍増です!


出版情報

発行形態 その他
ISBN 9784837306726
本体価格 ¥2,900 (JPY)

NetGalley会員レビュー

お気に入りのページを開いて飾っておきたいくらい綺麗な絵でした。これは是非紙の本で手に取ってみたいです。「妖精から見た人間」という着眼点もとても面白かったです。人間の「内部装置」や「脳内」も妖精がいろいろ想像して書かれた感じでとても面白かったです。ウクライナの作家さんなのでキリル文字で書いてあるのもかわいい。

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妖精達からみた人間の世界は、かなり頭でっかちで非効率的で、理解しがたい世界らしい。
そしてこの本は、ものすごく絵が美しく、水彩絵具で塗られている絵のページは、それぞれの色と絵と筆遣いにため息が出る。どこか中世の雰囲気がありながら、この妖精は現代を生きている。
塗り絵として塗ってしまいたい衝動にかられながら、ちょっと皮肉にもとれる妖精の言葉にクスッと笑いながら読み進める一冊。

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とても面白い世界観で挿絵が更にその世界を広げてくれます。少し、???と思う箇所があるのも当たり前。だって、妖精の世界の視点ですから。イラストをながめるだけでも充分満足できます。

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人間界に来たことのある妖精たちが人間を考察したものをまとめた本。イラストが繊細で色が綺麗、字体でさえ絵の一部みたいで素晴らしいです。妖精の常識で人間の存在を考えているのにところどころで私たち人間の常識が垣間見えるのが面白かった。

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