「若者」をやめて、「大人」を始める
「成熟困難時代」をどう生きるか?
熊代亨
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刊行日 2018/02/11 | 掲載終了日 2018/02/09
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内容紹介
気が付いたらもう“いい歳”。
立派な「大人」になれた実感はありますか?
リアリティと現実のギャップに戸惑う人びとへ、新たな指針を示す人生論。
人生の選択肢が多様に広がったからこそ、生き方が定まりにくい。
それでも月日は流れ、いやおうなく私たちは年老いていきます。
「成熟のロールモデル」が見えなくなった現代において、
「若者」の立場を卒業し、「大人」を実践するとはどういうことか?
異なる世代との接し方、恋愛・結婚観、趣味との付き合い方。
充実した人生を送るためのヒント。
◎内容を一部紹介します!
「40歳を過ぎた自分のことを想像できますか」
「『大人』が『若者』と同じように振る舞うと破滅が待っている」
「社会から「大人強制装置」が失われた」
「『大人』を引き受ける立場が争奪戦になっている」
「『若いうちに勉強しろ』『遊んでおけ』と言う年長者は結局何が言いたいのか?」
「情報がネットで手に入る時代に年上であるということ」
「『結婚=恋愛』は本当に幸福な価値観なのか」
「変更不能の人生を生きるということ」
「生きて歴史を重ねることは難しくも素晴らしい」…etc.
目次
第1章 「若さ志向」から「成熟志向」へ
第2章 「大人」になった実感を持ちづらい時代背景
第3章 「大人のアイデンティティ」への軟着陸
第4章 上司や先輩を見つめるポイント
第5章 後輩や部下に接するとき、どう振る舞うか
第6章 「若者」の恋愛、「大人」の結婚
第7章 趣味とともに生きていくということ
第8章 「歳を取るほど虚無」を克服するには
著者プロフィール
熊代亨(くましろ とおる)
1975年生まれ。信州大学医学部卒業。精神科医。
専攻は思春期/青年期の精神医学、特に適応障害領域。
ブログ『シロクマの屑籠』にて、
現代人の社会適応やサブカルチャーについて発信し続けている。
著書に『ロスジェネ心理学』『融解するオタク・サブカル・ヤンキー』(花伝社) 、
『「若作りうつ」社会』(講談社現代新書)、『認められたい』(ヴィレッジブックス)がある。
出版情報
ISBN | 9784781616384 |
本体価格 | ¥1,500 (JPY) |