アンハッピー・ウェディング 結婚の神様
櫛木理宇
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刊行日 2018/01/09 | 掲載終了日 2018/01/24
ハッシュタグ:#アンハッピー・ウェディング 結婚の神様 #NetGalleyJP
内容紹介
累計110万部の「ホーンテッド・キャンパス」シリーズの著者による、ラブ&サスペンス最新作!
略奪婚、歳の差婚、毒親……ワケアリ結婚式はお任せあれ!?
結婚式の「サクラ」のバイトとして働く主人公が、“いわくつき”の老舗式場の謎を解く!
幼馴染の史郎を一方的に恋慕い、結婚を夢見る合路咲希は、ひょんなことから結婚式の代理出席者である「サクラ」のバイトをすることになった。サクラを頼むだけあって、出席する結婚式はどこか不穏なものばかり。そんな中、自殺した花嫁の幽霊が出るという“いわくつき”の老舗ブライダル会館で問題が頻発すると気づいた咲希は、史郎とともに謎に巻き込まれていく……。
出版情報
発行形態 | 文庫・新書 |
ISBN | 9784569768106 |
本体価格 | |
NetGalley会員レビュー
オトナ女子にお薦めしたい恋愛ミステリー小説
とっっても面白かった!
会社では全男性社員の憧れの的!
なのに、本当は幼馴染の史朗相手に乙女心を大いに拗らせ、妹には「健気とストーカーの境目」と心配される咲希が可愛過ぎる。
幼馴染で初恋相手の史朗との会話のやり取りもキュンキュンしまくりで恋愛小説としてもミステリー小説としても十二分に楽しめた!
気になる咲希の恋の行方は…
エピローグの最後の1ページに注目!
「結婚とは?」についての色々な立場の意見や感想が出てきて興味深く面白かったです。
百合香ちゃんのサバサバしててクールビューティな感じや咲希ちゃんの純真無垢で猪突猛進なところや妄想力たくましい感じとかがすごく可愛らしくってとても魅力的でした!
シロちゃんとの具体的なエピソードももう少し聞きたいなと思ったので、その内容があればよかったかな、と。
2巻以降に期待でしょうか?
結婚式場バイトエピソードを削ってサクサクさせるか、逆にもう少しキャラクターに関しての内容を足して膨らませたほうが良かったかなと思ったので★4です。
とても読みやすく最後まで楽しかったです。読みながら自分の結婚式を思い出しました。両家意見が合わず最後までバタバタ。新郎は飲みすぎて席からいなくなるわ、友だちの歌の題名は間違えるわ、当日欠席はいるわ笑。ずっとハラハラしてました私。
最後に2人がまとまって良かった。
これを読んで結婚式が怖くなる事がないように祈ります。
ブライダルスタッフのバイトを始めた咲希。サクラとして披露宴に出席するのだが、そこで繰り広げられる様々なワケありの新郎新婦や御両家達。老舗の結婚式場の幽霊話もあり、私としてはそこをもっと掘り下げて欲しかったな〜(´‐`) 咲希が片思いの相手、史郎を偶然を装い待ち伏せたりするのを、妹の香耶が「お姉ちゃんを見てると健気とストーカーの境目が分からなくなる」という台詞は、身に覚えがあり大いにウケた。少女漫画みたいで読みやすかったな。次はもっとヘビーな櫛木さんを読んでみたい。
面白くて一気読み!結婚を夢見る主人公が結婚式のサクラとしていろいろな式に潜り込む。でもサクラを雇うだけあってどの結婚式も問題あり!どの結婚式もなかなかキャラが強烈で、とても引き込まれた。主人公はずっと片思いをしている男の子がいるんだけど、そのなかなか進展しない関係にもこっちもやきもき。結婚に夢見る人、婚活中の人、これを読んでみるとこれからの結婚観が変わるかもしれません。
冒頭がバブル期の描写なのは分かるのですが、シーンが変わって現在へ時系列が変わるのならば、現在の話だと分かる描写があった方が親切だと思います。スマホ、カローラのアクシオなどの平成で使われた言葉がありましたが、バブル期話だと思い込んで読み進める人も多いのではないでしょうか?
主人公の恋愛に関しては特に何も起きないので単調なので、2人の間に色々とトラブルがあった方が面白いと思います。
咲希がトラブルに巻き込まれるわけでもなく、トラブルは第三者として目撃しているだけなので、読者としては感情が揺れ動かされることがなく、物語が平坦なまま終わった印象でした。
ハラハラするところがないです。
社会や男への愚痴が小説全般に渡って書かれているので、不快感しか残らないと思います。
LGBTも後半になって畳み掛けるように描写がなされます。
読者で共感してくれる人は少ないと思います。少ない対象者に向けて書くのは結構なのですが、残りの多数の人達も楽しめる内容であった方がいいと思いました。
違和感のある描写が多いです。
キャラの性格からして、このような言動はないだろうとか、この状況でこのような事が出来るわけがない、またするわけがないなど首を傾げたくなる描写が目に付きました。
LGBTに関しても派遣会社の専務がオネエ設定である必要性はないのではないかと思います。
そして最後に、この人達は実はLGBTでしたといった描写がありましたが、これを読んだ読者は唖然とさせられるだけなのではないかと思います。
派遣会社の専務も最初に少し出ただけで、殆ど姿を現さないしLGBTに関しては無理矢理に作品に組み入れたようにしか見えないです。
トラブルを巻き起こす人達の動機も、そんな理由でこのような大それた事はしないだろうと思えたし、他に方法は幾らであるのに何故そのようなおかしな行動を取ったのかと疑問に思えました。
最後のトリックのネタバラシですが、幼馴染みの男が自分が見てもいないのに主人公にトリックを話しているので不自然だし、これがあるので最後のネタバラシも読者は一度読んでいて知っているので驚きも何もありません。
LGBTや女性差別について何か読者に伝えたいことがあるならば、主人公に酷い目にでも遭わせた方が読者は共感して読めると思います。そして伝わると思います。
小説の内容と関係する結婚式でのトラブルは僅かなものでした。他は作家の愚痴を吐くために用意されたものだと感じました。
冒頭のバブル期の結婚式場での事件の伏線の回収ですが、衝撃的なものではないので驚けません。期待はずれでした。冒頭にインパクトのある話を持ち出したのだから、それ相応の回収をしないと読者は納得することが出来ないと思います。
読後感もさほど良いものでもなく、纏まりがあるようでない小説だと思いました。
結婚式のサクラのバイトをすることになった咲希。人一倍結婚式に夢を持っているが、色々な披露宴に出席する度に驚くような経験をする。まさに人それぞれ、考え方も一様ではない。作中で咲希たちの着るドレスの描写が丁寧で、想像すると楽しくなった。