巨塔崩壊 TOWER DOWN 下(仮題)

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刊行日 2017/12/21 | 掲載終了日 2018/02/12

ハッシュタグ:#サスペンス #NetGalleyJP


内容紹介

顔のない男──謎のテロリストを追って、

舞台はカンヌ映画祭からF1GP開催のモナコ、

そして、再びマンハッタンへ。

第二のビル倒壊のカウントダウンが開始される──。


「昨日の出来事が必要なら新聞を読め。

 だが、〝明日起こること〟を知りたければ

 この作家の作品を読むべきだ」

──ウォード・ラーセン[USA Todayベストセラー作家]


〈あらすじ〉ニューヨーク、マンハッタン。完成したばかりの高層ビルのペントハウスでパーティが開かれるなか、不気味な振動が巨塔を襲う。それは地震でもなく、何者かによる物理的攻撃でもなかった。あっという間の出来事に、逃げる時間もなくビルの倒壊で多くの人命が失われた。人々の脳裏に9.11同時多発テロ事件の悪夢がよみがえり、アメリカ国民は震撼する。事件発生直後、犯行声明がテロ組織ISIS(イスラム国)から出された。政府は二棟目のビルへの攻撃を警戒し、元CIAのカーク・マクガーヴィに協力を要請。ビルが倒壊した原因は何か? 事件は本当にISISの犯行なのか? マクカーヴィは、恋人のピートともに事件の真相を追う──。


著者プロフィール

デヴィッド・ハグバーグ(David Hagberg)

 1942年、アメリカ、ミネソタ州生まれ。ニューヨーク・タイムズ誌のベストセラー作家。元米空軍の暗号作成者から作家に転身した変わり種。ショーン・フラネリー(Sean Flannery)、ニック・カーター(Nick Carter)、デヴィッド・バナーマン(David Bannerman)、デヴィッド・ジェームズ(David James)、ロバート・ペル(Robert Pell)、エリック・ラムセイ(Eric Ramsey)名義でも作品を発表している。ショーン・フラネリー名義の〝The Kremlin Conspiracy〟(1979年刊)、〝False Prophets〟(1985年刊)、〝Broken Idols〟(1985年刊)はエドガー賞にノミネートされている。『Kirk McGravey Series』では、〝Countdown〟(1990年刊)、〝Crossfire〟(1991年刊)、〝Critical〟(1992年刊)の3作品がアメリカン・ミステリー・アワードに輝いた。ターミネーター3のノベライズも手がけ、『ターミネーター3』(2003年刊/角川書店)の邦訳作品がある。フロリダ州在住。サイトは(http://www.david-hagberg,com)

顔のない男──謎のテロリストを追って、

舞台はカンヌ映画祭からF1GP開催のモナコ、

そして、再びマンハッタンへ。

第二のビル倒壊のカウントダウンが開始される──。


「昨日の出来事が必要なら新聞を読め。

 だが、〝明日起こること〟を知りたければ

 この作家の作品を読むべきだ」

──ウォード・ラーセン[USA Todayベストセラー作家]


〈あらすじ〉ニューヨーク、マンハッタン。完成したばかりの高層ビルのペントハウ...


出版情報

発行形態 文庫・新書
ISBN 9784801913196
本体価格 ¥900 (JPY)

NetGalley会員レビュー

正義か悪か…
勝つのはどっちだ。

上巻に引き続きテンポ抜群。
続きが気になって一気に読んでしまった。
追う者と追われる者。
互いの正体が明らかになってからは、緊迫したやり取りに目が離せない。
NY、カンヌ、モナコ、スペイン、パリと戦いの場を何度も移し、ついにNYで戦いの火蓋が切って落とされる。
テロを食い止めようと奔走するカーク達の前に、正体不明の裏切り者も出現し、次作への期待が高まった。
迫力の筆致で書かれたスリラーフィクションを余すことなく堪能した。

さて、話は逸れるがこの暗殺者。
裸足にハンドステッチのローファー、白い麻のズボンに淡黄色のシルクのシャツを嫌みなく身に付ける。
暗殺者というからには、闇に紛れるような全身黒い出で立ちを想像してしまうが、このお洒落な出で立ちが少し魅力的。
ついでに笑顔が素敵でエスコート上手だったらコロッと騙されそう。
映画化するなら是非ブラッド・ピットあたりの渋め俳優でお願いしたい。
元CIA情報部員兼アサシンのマークが活躍するマクカーヴィーシリーズは本作で21作目。
22作目のflarh pointsの発売も決まっているようで是非、次作も読んでみたい。

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