人撃ち稼業

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刊行日 2022/10/15 | 掲載終了日 2023/05/14

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内容紹介

ベストセラーシリーズ「三河雑兵心得」の著者が満を持して放つ、血湧き肉躍る書き下ろし時代小説シリーズ、ここに開幕!

熊獲り名人の玄蔵の元に、突然、徒目付がやってきて「江戸で武家奉公をしてみないか」という……。

玄蔵よ、愛する者のため撃て!


ベストセラーシリーズ「三河雑兵心得」の著者が満を持して放つ、血湧き肉躍る書き下ろし時代小説シリーズ、ここに開幕!

熊獲り名人の玄蔵の元に、突然、徒目付がやってきて「江戸で武家奉公をしてみないか」という……。

玄蔵よ、愛する者のため撃て!



出版情報

発行形態 文庫・新書
ISBN 9784758400009
本体価格 ¥640 (JPY)
ページ数 272

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

丹沢の猟師玄蔵の妻には秘密がある。その秘密を明かされないために、玄蔵はある役目を受けることに。
その仕事とはタイトルにあるように「人撃ち」
家族を守るためとはいえ、猟師の玄蔵の決断がとても切ない。第一章で玄蔵が受ける辛い吟味の場面では涙が出そうになった。

時代物なのにとても読みやすく、猟師である玄蔵が人物を獣に例えるのでつい想像しやすい。距離や重さの単位も現在の単位に変換しているので、頭のなかで風景が描けるのでとても楽しめた。
この続きが読みたい。鳥居耀蔵の狙いを知りたい。なにより玄蔵と家族のその後を早く読んでみたいと思った。

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とても読みやすく続きが気になり一気読みしました。
猟師の玄蔵、周りを固められて役目を強いられても、ただ素直に従うだけでなく、
自分の納得のいくかたちで物事を進める慎重さに惹かれました。
もしかしたら見張り役の千代もそうなのかもしれないですね。
早くこの続きが読みたいです。

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腕の良い猟師が暗殺者となっていく様を描いた時代物。これは、まだ、序章にすぎないが、なかなか面白い。試し打ちで罪人の子供の脳天を撃ち抜くところとかいい感じ。ここから物語が動く。さて、この続き、どうなることやら。新刊の発売が楽しみだ。

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冒頭の「熊撃ち」の章は大変スリリングで読み出しとしては好調でしたが、そのあとが少し中だるみで、著者が別名義で出されている「旗本金融道」の文体を思い出し、どうしてもなじめず途中放棄しかかりました。しかし、井原忠正ファンとしては頑張らねばと思い返して、途中から再度読み返したところ、鉄砲撃ち職人としての描写が「三河雑兵心得」と一致してリズムがでており、一気に最後まで読んでしまいました。最初が重たいところを除き、後半は非常に読みやすくストーリーも面白かったです。続編を期待します。

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